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大相撲 朝青龍取組後、こん身のガッツポーズ

 無傷の14連勝で迎えた千秋楽。ライバルとの対戦に「一発で決める」と気合を入れて臨んだが、本割では立ち合いに迷いが出た。「緊張していた。待ったかと思ったので、残ったって言われ、しまったと思った」。先に立って右上手を取るも、動きが止まって寄り倒された。

 それでも優勝決定戦までの数分間、ひたすら鉄砲や立ち合いのチェックを繰り返して気持ちを切り替えた。「はじめに1敗して楽になった。もう一番あると思い励みにした」。

 決定戦では鋭い立ち合いから左を深く差し、右の前みつを取って相手の攻撃を完封。先手を取って白鵬に反撃のスキを与えず、頭をつけて一気に寄り切った。取組後はまげを乱したまま渾身のガッツポーズを決め、顔をクシャクシャにして喜びを表現した。

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