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ジョージ・クルーニー、本気の貧困国支援

 ジョージ・クルーニーは授賞式シーズンが終わると自分が「汚れている」と感じる…。
 ジョージは自分の映画での偉業を気付かせるためだけのプロモーションに嫌気がさし、もっと世界に向けてより有益な活動をすべきだと感じたことから2005年にスーダンで人道主義活動を開始している。
 「オスカーシーズンって、赤ん坊にキスするようなキャンペーンを必死にやらなきゃいけないだろ」「授賞式が終わると、なんだか不純に感じるんだよ」「自分の気分が良くなることをやりたいよね」

 父親と初めてスーダンを訪れた後、ジョージは井戸と小屋を建てるための資金を寄付したが、その後間もなく、自分自身の寄付が思いがけない事件を引き起こしていたことを知り、同国を支援するためには別の方法にしなければいけないことに気付いたという。
 「1年後に、水と住む場所を必要とする隣の村の住人達が、僕の寄付した井戸と小屋を奪うために人殺しをしたんだよ」「すごく辛いことだ。僕たちは非常に慎重になる必要があるんだよ。支援っていうのは、問題解決のためにお金を与えればいいってもんじゃない時もあるからね」

 そう語るジョージは他のセレブ達もステータスを使って世界援助をするべきだと続けて語る。
 「今まで以上にセレブには注目が集まっているだろ。商品の宣伝以外にも、その注目の活用の方法はあるんだよ」「方針を決定することは出来ないけど、今までよりも政治家を『扇動する』ことは可能さ」

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