8月の、とある日曜日。まな娘が通うバレエ団の発表会に現れた黒木瞳の姿に会場は騒然となったという。
「白いレースを重ねたノースリーブのヒザ上ワンピースに白いシャネルのバッグという全身白スタイル。ご主人を従えて歩く姿は“女王様”然とした貫禄があったそうです」(芸能リポーター)
このバレエ団はバレエ界はもとより、演出家として世界で活躍する宮本亜門を輩出したほか、石橋貴明・鈴木保奈美夫妻や長嶋一茂の子供らが在籍していることでも知られている名門だ。
「そしてもう一人、黒木の娘が通うクラスには、このところ“カリスマ主婦”としてメキメキ頭角を現してきている君島十和子の長女も在籍しているんです。学年は君島の娘の方がひとつ上ですが、練習するときのクラスは同じ。今回の発表会でも、同じ演目で共演していたそうです。当然ながら、ライバル意識も強いはずです」(芸能ライター)
しかもこの両者、5年前の発表会では、ひとつの役をめぐって激突。双方の母親がチケット販売をより多く引き受けるなどの争奪戦を繰り広げ、初日は黒木の娘が2日目は君島の娘が、それぞれ花形を演じることで決着がついたという“伝説”があるほどなのだ。
それだけに今回も舞台上だけではなく、母親同士の場外バトルにも注目が集まっているというわけだ。
「2人とも通常の保護者席ではなく、講師などに用意された会場中央の関係者席に座ったといいます。しかし、黒木夫妻がステージの見やすい最前列だったのに対して、君島夫妻は2列ほど後ろの離れた席だったそうです。2人はあいさつどころか、視線さえ合わせようとしなかったそうです」(芸能リポーター)
どうやらこの勝負、黒木の“貫禄勝ち”といったところだが、貫禄といえば、黒木には“タバコ待ち”があるという。
「ある番組で黒木を連れてロケに行った時、カメラを回しながら街を歩いていると、突然、黒木がいなくなった。スタッフがあわてて捜すと、黒木は細い路地で一服していたというんです。むろん、この間も撮影中です」(同)
いずれにせよ、黒木にも大女優としての貫禄が出てきたということだろう。