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今年も続く「敢闘精神あふれる力士」アンケート 初場所の登場回数トップ3は?【十両編】

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 昨年11月29日付配信記事など、これまでに複数回取り上げた「敢闘精神あふれる力士アンケート」。日本相撲協会が来場者、公式サイト有料会員を対象に行っているこのアンケートに、今年も初場所から多くの票が寄せられた。

 初日から千秋楽までの15日間、1日ごとに結果が公開された初場所のアンケート。その中で最も多く登場している力士はいったい誰なのか。本稿では十両の土俵を対象に選出された総勢14名の内、トップ3に入った力士を下から順に見ていきたい。

■3位:志摩ノ海(6回/1位4回・2位1回・3位1回)
 「13勝2敗」の好成績をマークし、初めての十両優勝に輝いた志摩ノ海が3位。残した成績を見ると、個人的にはもう少し登場回数が多くなるのではと考えていたが、もちろんこの数字も十分に素晴らしいといえるだろう。

■2位:炎鵬(7回/1位5回・2位1回・3位1回)
 「9勝6敗」をマークした炎鵬が、3位を“星の差1つ”で上回り2位にランクイン。小柄な体で星を積み重ねていったことが、ファンの支持を大いに受ける要因となったことは想像に難くない。なお、炎鵬は先述の通り1位に5回登場しているが、これは14名の中でトップの数字である。

■1位:豊ノ島(8回/1位3回・2位3回・3位2回)
 見事に1位に輝いたのは、「10勝5敗」と2ケタの成績をマークした35歳の豊ノ島。アキレス腱断裂の大けがを乗り越え、初場所も1日1日懸命に相撲を取ったその姿に、感動をもらっているファンも多くいることだろう。

 なお、豊ノ島は初場所時点で西十両5枚目に位置していたが、前述した成績の評価次第では2016年7月場所以来に番付が幕内となる可能性も。もし返り入幕となれば、当然アンケートにおける戦いの舞台も幕内に移ることになる。

 以上が、初場所における登場回数トップ3の十両力士たち。なお、これは余談ではあるが、選出された14名の内、若元春と貴ノ富士は十両ではなく幕下の力士として選出を果たしている。

文 / 柴田雅人

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