同大会は東京予選192組、大阪予選121組の計313組がエントリー。決勝ラウンドにはアイロンヘッッドの他、Yes-man、エル・カブキ、巨匠、ジグザグジギー、タナからイケダ、チョコレートプラネット、藤崎マーケーットが出場。決勝戦では、Aブロックを勝ち抜いた巨匠を下し、優勝を果たした。
優勝した瞬間に号泣した辻井は、「本当に色んな人に頑張れって言われて。直前まで先輩もずっと肩揉んでくれたり、藤崎マーケットさん、チョコレートプラネットさんが『頑張れ頑張れ』って。(舞台)袖出るギリギリまで応援してくれて、しかも今日戦った人たちがそこまで言ってくれるんやって思ったら、涙が出てきて、すごい嬉しかったです」と喜びを語った。
一方で全く涙を流さなかった毛利は「逆に僕はコイツに涙吸い取られたんかなっていうぐらいに、ビックリするぐらいドライアイ。まだ、受け入れられていないと思います」とコンビで両極端だった。
記者から「誰に喜びを伝えたい?」と質問されると、辻井は「家族ですね。大学まで行かせてもらって、結構反対もされてこういう世界に入るのは。まず家族に伝えたい」と支えてくれた家族へ感謝の気持ちを述べた。
初めて賞レースで優勝したアイロンヘッドだったが、11月18日に千葉県の幕張で行う単独ライブのチケットが、まだ7枚しか売れていないようで、毛利は「このことはデカめのフォントで書いて欲しい」とアピールした。