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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(2/2) エルフィンS・白嶺S

◆京都10R エルフィンS

◎トーセンソレイユ
○ウインプリメーラ
▲グッドレインボー
△ローガンサファイア

 本命視していたスイートメドゥーサの回避により一転して混戦ムードとなった。注目は、ディープインパクトの半妹トーセンソレイユ。デビュー戦は京都の1800m。スッと好位置に付け、かかる面も見せずに終始2番手で折り合い、直線では早々と先頭に。しぶとく粘ったショウナンバーキンと後続から差してきたポポルブフとの追い比べになったが、兄譲りの勝負根性で叩き合いを制してみせた。クビ差の初戦勝ちだったが、着差以上の内容だった。今回は1F詰まって1600m。一度使っており、競馬センスなどから距離短縮による流れの変化への対応は問題ないだろう。むしろマイルで切れる脚を使えるようなら桜花賞戦線でも面白い存在になるかもしれない。

【馬連】流し(11)軸(5)(9)(12)
【3連単】フォーメーション(11)→(9)(12)→(5)(9)(12)

◆東京11R 白嶺S

◎ナイトフッド
○ヴィンテージイヤー
▲タイガースラム
△フレイムオブピース
△セイカフォルテ
△ドラゴンフォルテ

 勝ち味に遅い感は否めないものの1600万条件で安定した成績を残すナイトフッドに食指が動く。2010年に角居厩舎から現在の新開厩舎へ転厩してから2勝を挙げている同馬だが、転厩初戦と1000万特別を勝ったのは今回と同じ東京ダ1600m。走り慣れ、最も得意とする舞台、ハンデも56キロにおさまった今回は狙い目だ。フレイムオブピース、ドラゴンフォルテ、ヴィンテージイヤーら1000万条件を勝ち上がってきた馬たちに「勢い」「新鮮味」を感じるため3〜4番人気程度の支持となりそうで配当面の妙味も十分。 

【馬連】流し(7)軸(3)(4)(5)(6)(10)
【3連単】フォーメーション(7)→(5)(10)→(3)(4)(5)(6)(10)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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