WBCフライ級13位のワンディと対戦。序盤から左フックや左アッパーなど左を中心に攻めた。だが67戦のキャリアを誇るワンディに序盤は主導権を握らせてもらえなかった。それでも5Rからボディー狙いに切り替えると、左のどてっ腹に強烈な一撃をヒットさせダウンを奪った。
最後は6R27秒、左フックから左ボディーの2連打を叩き込み、元世界王者をマットに沈めた。
3戦連続KO勝利した大毅は、「練習していた右が出なかった。(パンチが)偏りすぎた。交互にテンポよく打たないと。もっと練習して上を目指したい」と、冷静に自分の試合を分析した。
世界ランカーに勝利したことで、世界ランキング15位以内に入ることが有力となった。「チャンスがあれば挑戦したい」。大毅もタイトル挑戦を手繰り寄せた。