今回放送された手押し相撲のルールは、SMAPメンバーが1人でもベイカー選手に勝てば、チームの勝利というものである。そして1人目の挑戦者として選ばれた木村拓哉は、初っ端からベイカー選手を台から落とすという圧倒的な強さを見せた。だがキムタクが行ったこの手押し相撲にこそ、彼を落とすチャンスはある。今回、一瞬で終わった手押し相撲だったため、思う存分楽しめなかったであろうキムタクは、突然現れた人物からの手押し相撲の誘いを断らないはず。
そこでまず行うことは、彼がサーフィンでよく訪れるという千葉の海で、台を持ちながらの張り込みである。そしてもし本人を見かけたら「手押し相撲しましょうよ〜!」と頼み込み、「私、誰にも負けたことがないんです。木村さんでも余裕で倒せますよ〜」と言えば、海の開放感と負けず嫌いな性格も相まって、勝負に乗ってくるに違いない。
あとは用意した台の上に乗ってもらい、キムタクと手押し相撲を開始。まず手の平を胸元の前でキムタクに向け、「ほらほら〜! かかって来なさいよ〜!!」と挑発し、彼が強く手で押してこようとしたら、急いでこちらの手をどけてみよう。すると次の瞬間“ぽい〜〜ん!”とキムタクの手が乳房に触れることとなるので、「チョ、マテヨーーー!! もういやだ〜〜〜ん、木村さんエッチなんだから〜〜〜〜!!」と胸元を押さえながら思いっきり叫ぶのである。
この時、忘れてはならないのが、胸元に接着剤を塗っておくこと。するとキムタクはタッチ後、手が離れなくなり、焦りと興奮の感情が交じり合う。あとは「ここじゃ人目に付くので車に乗ってください」と誘えば、すんなりと付いてくるため、思う存分二人きりでデートを楽しむことができるだろう。その際、彼は“乳房に触れているのが誰かにバレるかもしれない”という、ドキドキのつり橋効果が発動しているので、緊張感から恋愛感情が生まれ、そのうちキムタクは落ちている。
文・篠田エレナ
母子家庭で育ち、貧困時代は、使用済み衣類をインターネットで売買しながら生活する。それからセクシーキャバクラ嬢に転身し、ナンバー1の地位に登りつめるも、客から乳頭をかじられ負傷したため業界を引退。その後は日本人を代表して、女性の痛みや苦しみを伝えるべく、意識高い系ノンフィクションライターとして活躍している。