ライブ最終日7月31日は、1999年に同じく幕張で行われた伝説の20万人ライブ「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」と同日。1曲目はファンクラブの名称にもなっている楽曲「HAPPY SWING」からライブがスタート! なお20万人ライブ「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」もこの曲からスタートしている。
会場には360度センターステージが設けられ、ステージが回転するなど、迫力のライブを披露。またライブの構成に関してもメンバー4人それぞれのプロデュースコーナーで構成されており、各メンバーが作曲した楽曲を4ブロックに分けて演奏された。
ライブで初披露する曲もあり、全体で本編26曲、アンコールを含め全28曲演奏され、合計で3時間を超えるボリューム満載の公演となった。
またライブ中のMCでTERUは「ベネチアに旅行に行った時、友人からGLAYのライブを観てみたいと言われたことをきっかけに、10年後の30周年はベネチアでライブを行いたい」との夢を語った。
リーダーTAKUROからも「GLAYは大きな夢を語り、それを叶えていくことで大きくなってきた」と語り、これからもGLAYの活動からますます目が離せない。
また8月3日にリリースされる54th Single「DEATHTOPIA」は全てHISASHIが作曲を手がけた楽曲だけを収録した1枚であり、ライブMCでも「デジタルなどで音楽が聴ける時代だが、自分の作った楽曲をまとめた1枚がCDになり、完成した作品を手に取った時やはり素直に嬉しかった」と語った。ライブ音源なども含まれた全8曲全てがHISASHI作曲であり、まさにファンにはたまらない1枚となっている。
アンコールでは、TVアニメ「クロムクロ」第2クールオープニングテーマ「超音速デスティニー」を披露し、ラストはライブ鉄板ナンバー「彼女の“Modern…”」を演奏、大盛り上がりの中、最後にTERUはMCで「20年間支えてくれて本当にありがとう。そして10年後もその先もずっと一緒に大きな夢を見ていこう!」と語り、改めてGLAYとファンの絆の強さを感じさせられたライブであった。