22日に行われた会見では、「指示があったにしろやってしまったのは自分」だと、あくまでも自身の非であると話し、「これからアメフトを続ける権利はない」と述べた宮川選手。記者からの誘導ぎみの質問にも真摯に答える姿に感銘を受けた人も多かったが、高須氏もTwitterで「僕は正直者が好きです。そんなにアメフトが好きなのに辞めざるをえない宮川選手が本当に気の毒です」と同情。そして、「僕のできることなら何でもお力になろうと思います」と支援することを約束した。
また、顔を出して会見に臨んだことも評価しており、「顔を出して謝罪した彼を僕は高く買います。高須グループがほしい人材です」とラブコール。また、高須氏は自身の友人であるボートレース振興会の小高幹雄会長も宮川選手を称賛していて、採用を争う可能性があると明かしていた。
高須氏のツイートを受けて、世間からは「心強い応援!」「是非高須さんから連絡をとってほしい」と期待の声が挙がっているが、実際これまでにも高須氏はリオデジャネイロオリンピックで資金難に苦しんでいたサッカーナイジェリア代表に資金援助をしたり、被災などの支援も、すると決めたらすぐに行う有言実行男なのだ。宮川選手には「海外の大学進学への資金の援助はどうか」とユーザーから提案されていたが、「彼が望むなら全面的に支援を約束します」と答えていた。
23日には、宮川選手の会見を受け、もう一方の当事者である内田正人前監督と井上奨コーチが会見を開き、「タックルは自分の指示ではない」と答えていた。しかし、高須氏はその記事に注目することを忘れず、Twitterで記事を引用して「へえ」と呆れ気味にコメント。この騒動の動向は今後も見守っていく姿勢が伺えた。
行動力には多くの前例がある高須氏だが、今回も“何か”してくれることを見守りたい。
記事内の引用ツイートについて
高須克弥の公式Twitterよりhttps://twitter.com/katsuyatakasu