そんななか、ヤル気満々で、次期エースの座を虎視たんたんと狙っているのが、まだ3年目の徳島えりかアナ(24)だ。
徳島アナは11年4月に入社したが、人材不足のさなか、同年9月から朝の情報番組「ZIP!」のレギュラーとなった。同年11月からは松本志のぶアナに代わって、「行列のできる法律相談所」のアシスタントに、同年12月からは寿退社の森麻季アナの後任として、「Going! Sports&News」のアシスタントに起用される大抜てきを受けた。
当初はキャリア不足も不安視されたが、ソツなくこなして、今やすっかり番組の“顔”となって、同局の期待に応えている。
「行列〜」は常時13%前後の視聴率をキープし、15%超えも少なくなく、この2週では、5月12日放送分は16.8%、同19日放送分は18.7%と高い数字をマークしており、徳島アナの評価も上々だ。
「Going!」は深夜のスポーツ情報番組とあって、男性視聴者が多く、徳島アナの気合も満点だ。日テレといえば、NHK「サタデー・サンデースポーツ」から、「NEWS ZERO」に移籍した山岸舞彩キャスターがトレードマークのミニスカを封印しているが、徳島アナは毎回、ヒザ上20センチほどはあろうかという女子高生並みの超ミニスカートで出演を続けている。これが、男性視聴者には好評で、世のお父さんたちの目の保養になっている。
単純に人気度だけなら、昼の情報バラエティ番組「ヒルナンデス」でアシスタントを務める水卜麻美(みうら・あさみ=26)アナの方が上だが、彼女の場合、主婦層での人気が高く、一般的知名度は低い。
女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「日テレではこの2人に、杉野真実アナ、『news every.』の小熊美香アナを加えた4人が、若手女子アナのなかで、競争をしていますが、ルックス的にも男性受けがよく、超ミニスカでのアピールが功を奏して、徳島アナが一歩リードした感があります。このままいけば、鈴江アナの後に続くのは彼女になりそうです」と語る。
すぐ上に人材が乏しいことから、そのうち、気が付いたら、徳島アナが日テレのエース格になっているかもしれない。
(坂本太郎)