search
とじる
トップ > スポーツ > 新日本プロレス 中西学VS後藤洋央紀がIWGPヘビー級次期挑戦権を懸けタイマン決着戦へ

新日本プロレス 中西学VS後藤洋央紀がIWGPヘビー級次期挑戦権を懸けタイマン決着戦へ

 新日本プロレス“野人”中西学が1日、東京・後楽園ホール大会で次期IWGPヘビー級王座挑戦をめぐってしのぎを削る次世代エース後藤洋央紀と直接対決。タッグマッチながらライバルからピンフォールを奪い、価値ある一勝を挙げた。挑戦者レースを一歩リードし、ここぞとばかりにタイトル挑戦を猛アピールした野人。しかし、この事態に新日プロは一騎討ちの“タイマン決着戦”を開催する意向という。

 早くも野人が次期挑戦者争いで結果を出した。IWGPヘビー級王者で全日本プロレス武藤敬司の次期挑戦者レースに名乗りをあげている中西。5月のZepp Tokyo大会では第一挑戦者とみられていた後藤洋央紀に「オマエとちゃうぞ」と“ちょっと待った”をかけ、タイトル挑戦の意向を表明した。
 この日のメーンではタッグながら直接対決で激突。中西は第3世代の盟友・永田裕志と組み、前王者・中邑真輔とのRISE最強タッグで臨んだ後藤を迎え撃った。パートナーお構いなしの肉弾戦。野人がラリアートで場外に吹っ飛ばせば、後藤も負けじとラリアートで応戦するすさまじいパワーとパワーのぶつかり合いが繰り広げられた。
 一進一退の攻防。両者とも一歩も譲らなかったが、中西は15分過ぎに後藤から立て続けにトップロープからのエルボードロップ、雪崩式ブレーンバスターを被弾。これで野人スイッチが完全に入った。「フォー!」と雄たけびをあげて一本足ハンマー、そのスキに永田が武藤ばりのシャイニングウィザードで追撃。間髪入れず最後は後藤をジャーマンでマットに沈めた。
 チャンピオン武藤への挑戦権争奪レースのライバルから直接勝利した野人。
 試合後は「このままやったら100%武藤敬司の挑戦はオレやぞ」と猛アピールした。インパクト十分のピンフォール勝ちで一気に挑戦権を手繰り寄せたが、某IWGP実行委員は「中西選手のきょうの一勝でタッグではなく、早急にシングルを組まなければならない情勢になりました」と示唆。挑戦者決定に向けたシングル戦の開催を明言した。
 シリーズ早々いきなり結果を示した中西。早くも野人は次期挑戦者レースをライバル後藤との一騎討ちの情勢に持ち込んだ。

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ