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【週刊テレビ時評】朝ドラ「まれ」ラストスパートへ 9週ぶりに週平均視聴率が20%を突破

 いよいよ佳境に入ってきたNHK連続テレビ小説「まれ」(土屋太鳳主演/月〜土曜午前8時〜)の第22週(8月24日〜29日)の週平均視聴率は20.3%(数字は以下、すべて関東地区)で、9週ぶりに大台を突破した。

 第1週=20.6%でスタートした「まれ」は、第2週でも21.0%と高視聴率をマークしたが、第3週で大台割れ。以降、18〜19%台が続いていたが、第13週(20.1%)で11週ぶりに20%を超えた。しかし、第14週から再び大台を割り続けた。

 第18週から「能登編第2部」がスタートし、第19週では過去最低となる18.1%まで下がったが、ここにきて、一気に巻き返して大台に戻した。残すところ、あと4週。ラストスパートへ入ったようだ。

 杏主演「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ/水曜午後10時〜)第8話(8月26日)は14.2%で、前週より1.4ポイントダウンしたものの、好調を維持。

 AKIRA主演「HEAT」(フジテレビ/火曜午後10時〜)第8話(同25日)は3.3%で、前週より0.2ポイントの微増。

 仲間由紀恵主演「美女と男子」(NHK総合/午後10時〜)最終回(第20話=同25日)は6.5%で、初回(6.8%)に次ぐ視聴率で有終の美。

 東山紀之主演「刑事7人」(テレビ朝日/水曜午後9時〜)第7話(同26日)は8.4%で、前週より0.7ポイントダウン。

 堤真一主演「リスクの神様」(フジテレビ/水曜午後10時〜)第7話(同26日)は前週より1.2ポイントダウンし、3.7%まで落ちてしまった。

 武井咲主演「エイジハラスメント」(テレビ朝日/木曜午後9時〜)第7話(同27日)は8.4%で、前週より0.7ポイントアップ。

 北川景子主演「探偵の探偵」(フジテレビ/木曜午後10時〜)第8話(同27日)は5.4%で、前週より2.8ポイント下がり、自己ワースト。

 池井戸潤原作の深夜ドラマ「民王」(遠藤憲一&菅田将暉主演/テレビ朝日/金曜午後11時15分〜)第5話(同28日)は6.3%で、前週より0.3ポイントダウン。

 松山ケンイチ主演「ど根性ガエル」(日本テレビ/土曜午後9時〜)第7話(同29日)は6.3%で過去最低。

 窪田正孝主演「デスノート」(日本テレビ/日曜午後10時30分〜)第9話(同30日)は11.7%で、前週より0.3ポイントアップし、4週連続2ケタ台。

 前週1ケタ台に落ちた福士蒼汰主演「恋仲」(フジテレビ/月曜午後9時〜)第7話(同31日=午後9時15分より放送)は10.6%で、2週ぶりに2ケタ台に復帰。

 また、前週、「24時間テレビ38 愛は地球を救う」(日本テレビ)の影響を受けて、1ケタ台に転落したNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜午後8時〜)第35話(同30日)は12.2%で、2週ぶりに12%台に戻した。

(坂本太郎)

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