4月の出国からおよそ2カ月。野獣が野性味あふれる姿で帰ってきた。師と仰ぐマルコ・ファスの下でトレーニングを積んできたが、「いつもより長めに」と言うように今回は長期間に渡って厳しい特訓を積んできた。自身も「この上ない仕上がりになったんで何ができるか楽しみ」とかなりの手応えをつかんだ様子。
対戦相手については「年齢は若いけど、試合のキャリアは僕よりもある。弱点はない」と警戒を強めながらも「小細工なしに正面から前に前に行くだけ」と真っ向勝負を宣言する。
自信満々に言い放つ背景には練習の成果があるからに他ならない。「体のどの部分も強化した」と全身凶器と化すまで鍛え上げられたに肉体を武器に「一つの攻撃が一撃必殺になる」とキッパリ。その目はKO勝利しか見据えていない。
3・5戦極旗揚げ大会のピーター・グラハム戦でも一撃必殺を予告。その時は結果的にスピニングチョークでのグラウンド決着となったが、今度こそ豪快なビーストパンチがさく裂しそうだ。