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【アニメ・マンガ裏話】着想は自身の天然パーマ奇妙な髪型の誕生秘話

 昭和を代表するアニメ『鉄腕アトム』。原作漫画の連載が始まったのは1952年、テレビアニメの放送開始が1963年なので、かれこれ半世紀以上も国民に愛され続けている不朽の名作である。

 中でも、主人公である人型ロボットのアトムは、2020年の東京オリンピックの公式キャラクターに起用されるほどの人気者だ。オリンピック以外にもさまざまな企業のイメージキャラクターを務めているため、アトムを目にする機会は非常に多い。

 では、アトムと聞いて最初に思い浮かべるのは何だろうか。きっと、ほとんどの人があの独特のヘアスタイルを思い浮かべるのではないだろうか。

 まず最初に確認しておくと、アトムの頭の黒い部分は髪の毛である。ヘルメットや角だと思っている人も多いようなので、これを機に誤解を解いていただけると幸いだ。

 アトムのヘアスタイルは、前方と後方がピンと立った、非常に独特な形状をしている。どうしてこんな奇妙なヘアスタイルになったのかというと、何を隠そう手塚治虫も同じような髪型をしていたからなのだ。

 手塚治虫はもともと天然パーマで、風呂上がりは必ず髪の毛がはねていたらしい。その髪型をモデルに、アトムのヘアスタイルが考案されたのである。

 手塚治虫は、写真に写る際によくベレー帽をかぶっていた。もしかしてアレは、天然パーマを隠すためだったのだろうか。帽子を脱げば、あのアトムヘアがお目見えしたのかもしれない。

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