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夏休みの“神待ち”が高齢化

 「驚きましたよ。久しぶりにテレクラに行ったら、21歳の女子大生や25歳の派遣OLなんかが『今晩泊めて。お礼は体で』と、かつて宿泊場所を探していた“神待ち少女”みたいなことを言ってくるんです」(風俗記者)
 毎年、夏休みの恒例となっている“家出少女”が高齢化しているという。この記者によれば、大人女子の神待ちが現れるのは、特に都内でイベントがあった夜。しかも、最近続発するゲリラ豪雨が起きた日なのだとか。

 7月27日には、似たような状況が発生している。秩父宮ラグビー場でジャニーズのコンサートが開かれたのだが、豪雨により公演は中断。振替公演は翌日となり、《地方から来ていて明日のコンサートに行きたい。誰か泊めて》という書き込みが“神待ち”の集うネット掲示板に殺到。ツイッターなどでは、《大勢の男が新宿でファンを襲う予告をしている》といった発言まで拡散する始末だった。
 「そのとき流れた情報の真偽は定かではないですが、少なくとも“神待ち”は存在するということ。しかもジャニヲタに限らず、今の20代はフリーターや派遣社員が多く、普段からキツキツの生活を送っている女性も多い。だからホテル代も持たずに地方から都内のイベントに参加する大人の女も少なくない。この世代はまさに“神待ち”が流行った世代ですから、援交感覚で男の家をホテル代わりに使うことも抵抗がないんですよ」(出会い系事情に詳しいライター)

 しかも、交渉の場がテレクラとは驚きだ。
 「ツイッターなどと違って、すぐ近くにいる男と1対1で会話できて、直接話せる安心感、さらに即決率も高いですからね。“宿探し”するこの世代の女性にとっては、一番使えるツールなんです」(前同)

 残り少ない夏休みシーズン。今夜もどこかで“神待ち女子”が宿探しをしているのかも。

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