現在はパリのほかにマルセイユでも行われているが、11月4日〜6日まではベルギーのブリュッセルでも開催。フランス以外で開催されたのは今回が初となった。こちらもコスプレの若者などが集まり好評だったようだが、問題になったのがK-POPの存在だ。
「テコンドーの実演があった上に『少女時代』『KARA』『BIGBANG』など、韓国アイドルグループのCDや関連グッズを販売するブースがあったのです。ネット上では『日本文化のイベントなのになぜ韓国が?』といった批判的なコメントが多数見られました」(夕刊紙記者)
実は、同様の問題はパリの「Japan Expo」でも続いている。
「今年7月に、山田五郎がラジオ番組で話して話題になりましたが、'06年にはゲストとして日本の漫画家8人、韓国の漫画家11人がホームページに掲載される事態がありました。主催者による公式ゲストの日本人漫画家と、イベント参画企業の韓国出版社が招いた非公式ゲストの韓国人漫画家を一緒に載せたのが原因です。主催者がその説明を掲載すると、なぜか韓国側から抗議があったとか。昨年は韓国政府のコンテンツ振興院がK-POPや韓流ドラマなどを紹介するブースを設置しました」(芸能ライター)
ベルギーはその流れの一環に過ぎないわけだが、日本イベントへの韓国の便乗は珍しくない。
「今月初め、東方神起から分裂したユニットJYJがスペイン公演を行い、韓国メディアは大好評と報道。これも実際は、当日開かれた日本マンガフェスティバルに乗っかったものです」(同)
頻繁に来日し、日本語で歌うK-POPアイドル。むしろJ-POPの中の1ジャンルと考えれば、おかしくないのか。