3人はNSC大阪1期の同期であるが、特にケンコバと陣内は仲が良く、ケンコバの実家に陣内が1週間居座ったことがあるほどだという。しかし、ケンコバによると「(陣内には)良くない時期があった」そうで、二人は一時、不仲になったが、その原因について「今思えば、陣内がちょっと天狗になったことに怒ったんだろうな」と暴露してみせた。
これを聞いたたむらも「陣内は売れたときおかしくなった」と肯定し、陣内もうなずく。しかしながら、「ひがんでたら嫌だなと思って注意ができなかった」と明かしていた。
「二人が言うように、陣内さんは一時、共演者らに嫌われていた時期がありました。レギュラーを持ち、一気に売れたことで調子に乗ってしまったのかもしれません。生放送に遅れることもありましたし、収録では笑いにならないようなひどい言葉を投げかけることもありましたね。共演者が涙目になってしまい、現場は多くのシーンをカットせねばならず苦労したと聞きます。後輩にも意地悪をしてかなり引かれていたそうです」(芸能記者)
しかし、陣内にも転機が訪れる。
「藤原紀香さんと離婚してどん底を味わったことで、見違えるほど謙虚になりました。仕事には真摯に取り組み、周りの芸人からの評判も上がっていきましたよ。今では中居正広さんやバカリズムさんなどから『やりやすい』と言われ、中堅芸人の中でも頭一つ飛び出た存在となりました。一時は低下していた女性からの支持も最近、再婚し、父親になったことで回復。打ち合わせも細かく行い、ディレクターや放送作家からも信頼されていますね」(前出・同)
別の番組では、ケンコバから自分らをナンパに行かせ、陣内だけ女の子の前でいい顔をしていたと暴露されたこともある。しかし、今でも絆は深く、互いに尊敬し合える存在のようだ。