真面目なアンディが脱優等生だ。きっかけは母国ナイジェリアに帰国したこと。原野で自給自足の生活を送り「今までは、とにかく日本人の真似をしようとしていたけど、俺にはそれが合わなかった」ことがわかった。「自分は外国人だし、不良でいた方が自分の気持ちが高められる」。
ヒールとなって毒舌全開だ。優勝候補でディフェンディング王者の城戸康裕について「アイツの優勝はない。オレと当たったら2Rはもたせない」とまくし立てた。1回戦で激突する小比類巻太信には「絶対にKOで勝てる。俺の方がパンチ力があるしね。試合が終わったら(小比類巻の折れた)歯を拾ってやるよ」とうそぶいた。
「1回戦は絶対KO、2回戦は判定で勝って、決勝はKO」とふてぶてしく優勝予告した“悪アンディ”は「俺は(優勝賞金の)500万円がほしいだけ」と銭ゲバぶりを見せ、目をギラつかせた。