12・13大阪大会で初防衛戦に挑む川田は「ZERO1の誰の挑戦でも受ける」と公言。KAMIKAZEが真っ先に名乗りを上げたものの、ZERO1は誰もが至宝奪回に燃えており、挑戦者選びは難航していた。だが、後楽園大会の8人タッグマッチで、KAMIKAZEはリバース・タイガードライバーで澤宗紀を撃破。田中将斗、大谷晋二郎、崔領二、佐藤耕平といった主力選手がそろう中で結果を出し、さらにファンを納得させる意気込みと気概を見せ、挑戦権を引き寄せた。
試合後、KAMIKAZEが「世界ヘビーは俺が獲る」と宣言すると、会場はひときわ大きな拍手と共感の輪に包まれた。バックステージでは大谷に「俺の心は誰よりも熱い。俺が川田からベルトを奪い返す」と直談判し、「思いは十分すぎるほど伝わった。即答はできないが、明日中には答えを出す」と言わせた。