各メディアの報道によると、検察側は冒頭陳述で永山被告が「中学2年の夏ごろ初めて大麻を使用し、18、19歳ごろから知人の勧めで大麻の使用を再開した」と指摘。
その後、被告人質問で永山被告は「なぜやめられなかったのか」を問われると、「リラックスした気持ちになり、眠れるから」などと答えたという。
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永山被告の中学2年生の時代に遡ると、まだ芸能活動はしていなかったが、すでに2番目の兄の永山瑛太は俳優として頭角を現し始め、後を追うように2003年に1番目の兄が、さらに2007年に高校を卒業した永山被告が俳優デビューを果たした。
「両親の関係があまり良くなく、永山被告が高校卒業後に両親が離婚し、3人の子どもの親権は父親が持つことになった。2人の兄がいたので、中学時代に薬物を入手できたルートがあるとすると、2人の兄の交友関係にあるのでは。1番上の兄はかなりやんちゃで、実家に寄り付かない時期もあったという」(映画業界関係者)
そして、11年、以前は都内で焼き肉店を経営していた父親が自ら命を絶つことになり、家族に深いショックを与えた。
「父親と瑛太、永山被告との関係は良好で、別れたものの、息子たちと母親の関係も良好だったようだ。なので、公判では、現在、永山被告が保釈後は母親と暮らしていることが明かされていた」(芸能記者)
永山被告も徐々に頭角を現し、すっかり売れっ子に。公開中の人気コミックを実写化した映画シリーズの最新作「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-」で永山被告は主要キャストの1人を演じていたが、無事に公開に漕ぎ着けた。
「現場ではほかのキャストと交流することがなかったというが、いろいろ溜まったものの〝はけ口〟が大麻で、どんどんハマっていったのでは。天国の父親も悲しんでいるはず」(同)
逮捕後、兄の瑛太は一部メディアの取材に対して怒りを露わにしていたが、瑛太が母親とともに永山被告の更生をバックアップすることになりそうだ。