池井戸潤の同名ミステリー小説が原作となっている本作。亡き父の故郷である「ハヤブサ地区」に移住したスランプ気味の作家・三馬太郎が怪事件に挑む姿が描かれる。
第1話は、崖っぷちのミステリー作家である三馬太郎(中村倫也)は、亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するため、山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。太郎はハヤブサの豊かな自然に心を掴まれ、この地に移住することを決意し――というストーリーが描かれた。
>>結婚で人気低下の中村倫也、新ドラマで復活の兆し? 期待が集まるワケ<<
※以下、ネタバレあり。
第1話では、ハヤブサ地区に引っ越した太郎が、同年代の藤本勘介(満島真之介)に誘われて出席した飲み会で消防団の勧誘を受けるシーンがあり、ネット上で「リアル」と話題になっている。
有志が消防活動などを行う消防団。飲み会は実は消防団の集まりであり、消防団員の男性たちから「今日は太郎くんに頼みがあって来たんやて」「消防団に入りませんか?」と勧誘される。
戸惑った太郎が「『団』と名前ついてるものに向いてないんですよね」とやんわり断るも、消防団側は「やってくれんかな」「入ろうや、楽しいで」と勧誘を続行。さらに「仕事がありますから……」と再び遠回しに断った太郎に、消防団員たちは「俺らも毎日働きながらやっとるんやて」「ここに住む若い衆はみ~んな入っとるでねえ」と話していた。
なお、その場は回避できた太郎だったが、後日、勘介に連れられて向かった火事現場で消防団員の仕事を目の当たりにし、感銘を受けることに。消防団員の一員となったが、そこから怪しい事件に巻き込まれていく――という展開となった。
この消防団員たちの勧誘っぷりに、ネット上からは「リアルすぎる」「パワハラモラハラすごそう」「田舎あるある」「エグい」「断ったら村八分になりそう」「役員の勧誘とか見てて気分悪くなるな」といった反響が集まっていた。
田舎の消防団あるあるの強烈勧誘シーンに、タジタジになってしまった視聴者も多かったようだ。