吉高は2004年、東京・原宿でのスカウトをきっかけに芸能界入り。2006年公開の映画『紀子の食卓』で女優デビューすると、2008年9月公開の初主演映画『蛇にピアス』での体当たりの演技が評価され、一気にスターダムに駆け上がった。以降は人気の若手女優として数多くの作品に出演。2014年放送のNHK連続テレビ小説『花子とアン』ではヒロイン役に抜擢された。
私生活では、これまで共演した俳優との熱愛でメディアをにぎわせてきた。なかでも、俳優・玉木宏は吉高にとって初めての熱愛報道の相手だった。
>>丸岡いずみ、有村崑の“ラブホ不倫”報道時すでに別居状態か【芸能界、別れた二人の真相】<<
2009年6月、2人の熱愛を『スポーツニッポン』(スポーツニッポン新聞社)が報じた。記事によると、2人は同年のドラマ『ラブシャッフル』(TBS系)での共演を機に交際に発展したという。また、関係者の話では2人が「撮影中からいい雰囲気だった」と語り、互いの家を行き来したり、都内で仲睦まじくショッピングをする姿も目撃されていたと報じた。
「当時、20歳の吉高は『蛇にピアス』でのヌードが話題となり、映画やドラマ、CMから引っ張りだこの人気ぶりでした。一方の玉木(当時29歳)は、2006年のドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で人気俳優の仲間入りを果たし、その後も端正なマスクと確かな演技力でスター街道を駆け上がりました。2人はお似合いのビッグカップルとして注目されたのです」(芸能ライター)
さらに熱愛報道の翌日、『女性セブン』(小学館)も2人の青森・八戸でのデートを激写。記事では、土砂降りの中、2人が相合傘でぴたりと肩を寄せ合い「からめた指で一緒に傘の柄を握り締めていた」と報じ、地元住民らからの目撃情報も掲載された。
同月、海外の仕事先で玉木が報道陣の取材に応じ、吉高について「共演させていただいてから、すごく仲良くさせてもらっていることは事実」と答えたと、同月『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社)が報じ、同紙は玉木が「交際認めた」と伝えたのだ。
ところが2010年4月、吉高は『女性セブン』に同じ事務所のロックバンド・flumppoolのベーシスト・尼川元気との“夜桜デート”を報じられる。同時に、玉木との破局が各メディアで伝えられ、同月のニュースサイト『zakzak』では、多忙ですれ違いが生じたことから2010年3月ごろに別れたとした。
「玉木は2009年12月に東京・青海のZepp Tokyoで行った自身のライブツアー本番前の会見で私生活については『それなりに』と笑顔を見せていました。吉高と尼川の所属事務所は“夜桜デート”に関して、『テレビゲームに夢中になって徹夜しただけ』と説明。一方で、玉木との関係は2010年に入り変化があったといいます。玉木はこれまで、吉高との関係について交際を宣言したことはありませんが、否定もしていませんでした。しかし、常に“共演した友人”との態度を崩すことはなかったことが、吉高にとって不満だったといいます」(芸能関係者)
2010年4月、本サイトでも玉木の煮え切らない態度に吉高がうんざりした件を報じ、玉木との交際は終わっており、吉高が二股したわけではないと伝えた。
その後もそれぞれに熱愛報道があったが、2018年6月、玉木が2017年のドラマ『女の勲章』(フジテレビ系)で共演した女優・木南晴夏と結婚。2020年8月、第1子の誕生を報告し、“イクメン”の一面をメディアに報じられている。
別々の人生を歩んだ2人は、熱愛報道以降の共演はない。ともに役者としても飛躍し、今後の活躍が大いに期待されているが、共演の可能性はないに等しいことが残念でならない。