同作は、ジャニー氏の作・構成・演出、元副社長でジャニーズを退所している滝沢秀明氏の主演で2004年に初演。以降、同事務所の所属タレントが主演を務め、今年で20年目を迎え、Snow Manの渡辺翔太が主演、ライバル役でSixTONESの森本慎太郎が共演することが発表されていた。
ジャニー氏が死後の公演では、「エターナル(=永遠の)・プロデューサー」としてクレジットされていたが、今回はクレジットされず。
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また、帝国劇場では例年、KinKi Kidsの堂本光一が主演の「Endless SHOCK」も上演。一部メディアが同劇場を直営する東宝の担当者に「今後も、ジャニーズ関連舞台でジャニー喜多川氏の名前は外すのか」と質問したところ、「今後、クレジットしない予定です」と回答したという。
「ジャニー氏が亡くなり、もはやただの〝黒歴史〟でしかなくなったジャニー氏の性加害問題だが、もはやジャニー氏の名前はジャニーズタレントを起用している企業のコンプライアンス的にも使えない状況。テレビでは報道以外にジャニー氏の名前を出すのはNGになってしまった」(テレビ局関係者)
ジャニー氏の性加害問題をめぐっては、所属タレントで最年長の東山紀之が、自身がMCを務めるテレビ朝日系の情報番組「サンデーLIVE!!」にて、「今回は社名の由来にもなっている故・ジャニー喜多川氏をめぐる問題ですから、社名変更を検討するのは自然なことかもしれません」と発言。社名変更の可能性をにおわせていたのだ。
「早ければ、ジャニー氏の命日の7月9日にも社名変更があるのでは。さすがに、社長の荷は重いので藤島ジュリー景子氏は留任。ジャニー氏時代から仕える古参の副社長は退任して、そこに関連会社社長の井ノ原快彦が入り事実上のトップに立つのでは」(芸能記者)
ジャニーズの大変革が近そうだ。