5月末、ジャニーズが経営体制の改善と強化のため同事務所の社外取締役に7月1日付で就任することを発表したうちの一人が、WBC侍ジャパンのヘッドコーチを務めていた白井一幸氏。
白井氏は就任が決まった際、自身のブログに《火中の栗を拾うのか?と周りからは言われましたが、私は迷いなくお受けすることを決めました。力を貸して欲しいと望まれて、やらない理由は見つかりませんでした。難しく批判の多い役割だからこそ、やり甲斐を感じました》などと決意をつづった。
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とはいえ、白井氏はまさか自身まで〝文春砲〟を食らうことになるとは思ってもみなかったはず。
発売中の同誌によると、北海道日本ハムファイターズのコーチ時代に、チームで原則禁止されていた選手との会食を頻繁に行うなどし、球団内部で問題視されていたという。
また、デザイナー女性と15年不倫関係にあり、妻との離婚調停を行ったことや、離婚成立後にすぐ再婚していたことなど、私生活でのスキャンダルまで報じられてしまったのだ。
「ジャニーズの藤島ジュリー景子社長は外部のアドバイザーの意見も取り入れて社外取締役の選定をしたようだが、しっかり白井氏の〝身体検査〟はできていなかったようだ。それほど世間では騒がれてはいないが、今後、続報が出るようなことがあれば、さすがに、白井氏も自ら就任前に辞任することになるのでは」(テレビ局関係者)
これまでの体制を刷新するための新たな社外取締役だが、早くも人選がマズかったことを露呈してしまったようだ。