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ロッテ吉井監督、ヤクルト戦後漏らした本音が話題 中止・延長続き悲鳴? 得意の投手運用に問題発生か

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吉井理人監督

 ロッテの球団公式YouTubeチャンネルが7日に投稿した動画に、吉井理人監督が登場。動画内での発言が話題となっている。

 動画では「6-0」で勝利した7日・ヤクルト戦後の吉井監督に密着。同監督は試合後のハイタッチ、監督インタビューなどを終え監督室に戻った後、試合前まで続いていた5連敗(1分挟む)中の心境などを話した。

 注目が集まったのは、動画スタッフから「特に甲子園で延長12回裏だった昨日の試合、雨の中の試合とかは肉体的にはキツかったんじゃないですか?」と聞かれた際の発言。ロッテは前カードの阪神戦で雨天中止1試合(2日、振替試合は5日)、延長戦2試合(3、5日/3日は延長11回敗戦、5日は延長12回引き分け)と日程面でかなりバタついたが、吉井監督は「甲子園の2つの延長はやっぱり想定外だった」と即答した。

 同監督は続けて「ブルペン陣は本当に使える投手が、ホーム帰って来てからの6連戦も少ないし、なかなか展開的にも難しい」、「昨日(6日・ヤクルト戦)もそうだったんですけども、先発投手(美馬学/6.1回4失点)が頑張ってほしいなと思っていたところ、余分に坂本(光士郎/0.2回無失点)と岩下(大輝/1回2失点)を連投させてしまったので。苦しいは苦しい」とコメント。阪神3連戦では延べ14名のリリーフ起用をしいられたこともあり、ブルペンのやりくりが苦しくなっていると語った。

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 吉井監督の発言を受け、ネット上には「延長でかなりダメージ負ってて気の毒だな」、「勝つための継投策で首が締まるのは不憫としかいえない」、「元々中止も延長も多いのに不運すぎる」、「あの吉井監督がため息つくぐらいだから相当マズいのでは」といった同調の声が寄せられた。

 今季のロッテは7日終了時点で中止が5試合(パ最多)、延長戦が8試合(同)と、投手運用が難しくなる機会が多くなっている。吉井監督は3月のWBCを制した侍ジャパンで投手コーチを務めるなど投手育成・運用には定評があるが、その手腕をもってしても現状は厳しいようだ。

 「ロッテ対阪神戦は雨天中止の振替として予備日の6日に実施された試合が、今季最長となる5時間7分の死闘に。その影響で翌7日にロッテは兵庫から千葉、阪神は仙台へ移動しそのまま試合という強行日程となりました。移動疲れもあったのか両チームはどちらも試合に敗れましたが、お互いに延長戦のダメージをどのように緩和していくのかが今後の戦いを左右するのでは」(野球ライター)

 7日のロッテは先発・メルセデスが7回無失点とイニングを稼いだこともあり、リリーフの登板は2名(西村天裕、横山陸人)でとどまっている。こうした試合が続いていけば、吉井監督の采配も楽になっていきそうだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
千葉ロッテマリーンズの公式Twitterより
https://ryoutube.com/@chibalotte

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