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3冊目となる本写真集について、北向は「一年かけて撮ったものが本になったのを見たら、あっという間だったと思ったし、しっかり形になったことの喜びがありました。いろんな人に見てもらいたい」と感想を述べる。
撮影は横浜、浅草、上野、飯田橋のほか、群馬県でも行ったと言い、印象に残ったカットを聞かれると、群馬県での雪の撮影のカットを嬉しそうにかざして見せる。「1冊目、2冊目は夏の海で撮ることが多かったんです。太陽の下でキラキラっていう感じ。でも、今回初めて雪の中で撮影させてもらって、雪の儚さとかが写っていて素敵だなって。すごく季節を感じてもらえるページができたと思います」と話す。
雪については、出身地である青森県以外で見る機会が少なかったと言い、「関東でも雪が降るんだって思いました。雪の中の撮影は初めて。ブーツに雪が入ってきたりしたので、寒さを見せないように頑張りました」と振り返る。また、群馬県では素の表情が写ったいい写真がたくさん撮れたとも回顧。「群馬のホテルで撮影していたんですけど、不意に呼ばれて不意に振り返ったり。いつも通りの自分を綺麗に切り取ってもらいました。そのままの私を見てもらえると思います」と笑顔で話す。
タイトルの「ダッピ」も自身の考えが反映されていると言い、「一年間かけて精神的な成長と言うか、一皮剥けたぞって言う、まさにこの一冊で成長できたので『ダッピ』にしました」と紹介。「今年は自分に厳しくする。自分を甘やかさない。それが目標です」とも述べ、本写真集の出来栄えについても「100点満点」と自信を見せた。
体づくりにも気を配った撮影であったと言い、「精神的にもそうですけど、肉体的にも、この写真集に向けて鍛えた部分がたくさんあるんです。水着のカットの時は筋トレをしたり、食事に気をつけたり。日程が決まるといつも予定を立てて、お家で筋トレしたり、ランニングしたり、サウナに行ったりして絞るんです。そういう部分も注目してください」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)