動画では徳光が5月14日に東京ドームで行われた巨人対広島戦の試合前練習中、坂本勇人、中田、秋広の巨人3選手にそれぞれ今季の現状などを聞いた。その中で、中田は前日13日の広島戦後に秋広からLINEであおられたという話を明かした。
13日の巨人は「2-2」で迎えた延長12回表に2点を勝ち越されたが、その裏に無死満塁から大城卓三の犠飛で1点を返すと、続く秋広が8球粘った末にレフトにタイムリー安打を放ち同点に。その後2死満塁で、ブリンソンがセンターにタイムリー安打を打ち逆転サヨナラ勝ちを収めた。
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中田は秋広に自主トレ参加を直訴された2021年オフごろから、バッティングや食事面などについて積極的に助言を行うなど目をかけている。徳光は両名が師弟関係にあることも踏まえてか、13日の同点打について「彼には何か言ったんですか?」と中田に質問した。
すると、中田は「試合終わった後、『僕のバッティングの手本を見ましたか?』ってLINEをしてきたので、『あんまり調子に乗るなよ』とは言っときました」と、生意気な文をLINEで送られたと笑い交じりに明かした。
中田は4月29日の広島戦・9回2死一塁で打席に入る際、この回先頭で空振り三振を喫した秋広に「手本を見せてやるから見とけ」と宣言し、言葉通りに逆転サヨナラ2ランを放っている。秋広はこの言葉をもじって、13日の試合後に中田にLINEを送ったようだ。
中田の後に秋広に話を聞いた徳光は、「さっき中田選手に聞きましたら、結構失礼なことも言ってるみたいですね?」とLINEの件について質問。秋広は「失礼ですか?いや、そんなことは…」、「記憶にないですね」ととぼけたように返しつつも、「いろいろな話、経験をさせてもらえてるので本当に感謝してます」と中田への思いを口にした。
中田の発言を受け、ネット上には「大先輩相手に俺の打撃見たかは度胸あり過ぎ」、「それだけ関係良好なんだろうけど、文面だけ見たら普通に失礼だな(笑)」、「直撃されてとぼけたふりしてるのも悪いわ」、「元木煽ったり中田煽ったり凄い奴だな…」と面白がる声が寄せられた。
秋広は当時プロ1年目・18歳だった2021年2月28日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)にVTR出演した際、生出演していた元木大介ヘッドコーチについて「バラエティー番組で見ていたのでもうちょっと…面白いというかチームを盛り上げるとか明るくしてくれるだけかなと…」、「想像以上に野球に関することを教えてくれているのでうれしいです」とコメント。これを聞いた元木ヘッドから「おかしいでしょそのコメントは」、「俺ヘッドだぞ!」と笑い交じりにツッコまれたことが話題となったが、目上の人間相手にも軽口をたたけるようなメンタルの強さは健在のようだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
『日テレジータス』公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」より
https://www.youtube.com/@user-uh9cs2yq8n