過去に2度、スペシャル(SP)ドラマとして放送されヒットした「教場」シリーズを連ドラ化。SPドラマでは警察学校を舞台に、木村演じる冷徹な教官・風間公親が、生徒たちの秘密やトラブルを暴きながら指導する姿が描かれた。
連ドラでは風間が鬼教官になるまでの物語で、バディ役の若手刑事役に赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太を投入。初回と第2話は赤楚にスポットライトが当たり、第2話の終盤では赤楚と入れ替わり新垣が初登場した。
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「初回はいろいろ話題を盛り込み、明石家さんまら豪華ゲストも投入したが、制作サイドが期待したほどの高視聴率とはならず。そして、第2話の視聴率から、このままだと1ケタに転落することもありそうな気配が漂い始めた」(テレビ誌記者)
17日からは、同ドラマの後枠の午後10時から、カンテレ制作の天海祐希主演のドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」がスタートし平均世帯視聴率は9.3%を記録。今後の展開次第では、両ドラマの視聴率が逆転してしまうこともありそうだ。
「まだ、若手刑事役の登場順は発表されていないが、赤楚は21日に主要キャストの1人で出演するTBS系のドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』がスタートするので、放送前にお役御免で新垣にバトンタッチ。おそらく、新垣で視聴率が回復するはずだが、引っ張っても第5話までか。新垣に続くと思われるのが、21日から公開されるフジが制作の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』で主要キャストを務める北村で、映画の番宣も兼ねて一石二鳥か。残る白石、染谷はどちらでもそこまで数字は変わらないのでは。終わってみれば数字によってバディ役の〝人気投票〟になるだろう」(芸能記者)
9年ぶりの月9主演となった木村だが、納得できない結果になりそうだ。