そんな“風間”キムタクに勝るとも劣らない気前の良さで有名なのは、“家康”マツジュン。松本潤が徳川家康を演じているNHK大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)は2クール目に突入。連日にわたってハードな撮影にどっぷりで、多くの家臣を引き連れている物語と同様に、撮影場所や合間でも食事などを大盤振る舞いしているという。
嵐の中でも群を抜いた社交性の持ち主である松本は、ジャニーズ内の交流もさかん。嵐のコンサート演出も兼務していたことから、ステージ全般に興味を抱く後輩たちと「鑑賞部」を立ち上げている。メンバーは、Kis-My-Ft2の北山宏光、Hey! Say! JUMPの薮宏太、Sexy Zoneの佐藤勝利、A.B.C-Zの戸塚祥太など。
>>「どうする?」と無縁だった「家康」マツジュンのコミュ術<<
戸塚を除く3人は、コロナ蔓延前の20年の正月にショービジネスの本場であるアメリカのニューヨークを訪れている。松本はその前年(19年)の大みそかに東京ドームで開かれた「ジャニーズカウントダウンコンサート」で、佐藤から正月はニューヨークで過ごす旨を聞かされていた。松本は別件で訪れていたため、「お会いできたらうれしいです」と言われていたが、現地で本当に合流している。
「後輩たちは4日間の滞在。そのうち、2日間は松本さんと夕食をともにしました。当然、4人分の飲食代は先輩の松本さんが1人で負担しています。別日、松本さんは現地にいる友人と謎解きハウスに行く予定があったのですが、後輩たちはそこにも付いてきました。これも松本さんの自腹。予想を上回る高額になったため、3日目の誘いはさすがに断ったそうです」(事情通の放送作家)
現地では、「ジャニーズ」という店名のバーを発見。同店を、初の組み合わせとなる4人で訪れて、朝まで痛飲。後輩たちは、嵐の活動やライブの作り方などに興味津々。酒が強くない佐藤は歯を食いしばって居眠りをこらえながら、必死で付き合ったという。
「松本さんはかつて、知人が出演した舞台を観に行って、打ち上げや二次会まで参加。顔も名前も知らない、初めて会った末端の劇団員の分までおごったことがあるほど、お酒が入ると財布のひもが緩くなります。その昔は、まだ未成年だった後輩の海外旅行の旅費を出してあげたことも……」(先の放送作家)
おごる時の“家康”は、「どうする」と迷いがないようだ。
(伊藤由華)