同番組は、3月末で17年の歴史に幕を閉じた。これに、春日も加藤の“フリ”に応じる形だったとはいえ、笑いのために動物を傷つけるような行為は決して許されないことである。ネット上での批判も集中するばかりで、収束までにはまだまだ時間を要しそうだ。
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さて、春日といえば2019年4月、『FRIDAY』(講談社)に浮気疑惑を報じられ、大炎上した。春日は同月、11年交際していた一般女性のクミさんに『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)の番組内で公開プロポーズに成功。プロポーズの際、「好きな人を一生、幸せにする覚悟をするのに10年もかかってしまいました…」と手紙を読み上げ、感動の涙を誘った。だが、その数日後、同誌に“婚前浮気”をスッパ抜かれたのだ。
記事によると同年3月、春日は東京・高円寺のカラオケ店で芸人仲間と女性と飲み会を開催していたという。解散後、春日は金髪美女、知人と思わしき人の3人でタクシーに乗車したが数分後、春日と金髪美女のみが降車し、2人は春日のアパートに入っていったと報じられた。
同誌の取材に対し、春日の所属事務所は「(ウーマンランシュアワーの)中川パラダイスさんと飲んだ時にいた女性みたいです」と釈明し、「家に入れたのは春日本人。とんだ大バカ変態野郎ですね。クミさんには口も聞いてもらえないみたい」と回答。あっさり、疑惑を認める形となった。
同誌発売の翌日、ラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に生出演した春日に番組冒頭、相方・若林正恭が「イカレてんぞ、おまえ、気持ちの悪い」と叱責。ひたすら謝罪する春日に対し、若林は春日がスーツ姿でクミさんの実家へ100万円の現金を持って謝罪に行ったと暴露。これに、同月のニュースサイト『日刊ゲンダイDIGITAL』は、「プロポーズの直前に、交際相手も泊まりにきたことがあるだろう自宅に浮気相手を連れ込むという、TPOのすべてに及ぶ間違い」と指摘し、「その様子をバッチリと撮られていて、気づかなかったうかつさ。さらに、誠意をお金で表そうとした言動のおかしさ」と一刀両断した。
「浮気現場を撮られたのは、番組でクミさんにプロポーズする10日前だといいます。プロポーズを控えた時期に別の女性を自宅に招いた春日にネットはもちろん、ラジオ番組への投稿も大炎上したほど。とはいっても、“クズ”のレッテルを貼られつつも、春日は仕事の影響をほぼゼロにして乗り切りました」(芸能ライター)
翌5月、同ラジオに春日が生出演し、クミさんと東京・千代田区役所に婚姻届を提出したことを発表。春日は「珍しく、私から話したいことがあるわけです」と切り出し、「提出前と後では違うね。身が引き締まる」としみじみと語った。
2020年5月、長女が誕生。翌21年6月、同ラジオにクミさんがゲスト出演した。クミさんは当時を振り返り、「あれがきっかけで(春日は)大きく変わった」と吐露。同誌発売当時、クミさんが春日と会うのを拒否すると「明日も(100万円)持ってきます」「会ってくれるまで、ずっとポストに投函し続ける」と告げたという。春日は、謝罪はこの方法しか思い付かず、クミさんが会ってくれるまでずっと続けるつもりだったと明かした。
だが、この話には続きがあるといい、春日を拒否し続けていたクミさんの実家のポストに連日、100万円と謝罪の手紙が放り込まれていたようだ。不器用ながらも春日の熱意に心を打たれたクミさんは、ようやく春日を実家に招き入れ、これに春日は「泣いてました」と洗いざらいぶちまけた。
騒動を乗り越え、夫婦の絆を深めた春日。今月、結成23周年を迎えるオードリーは、お茶の間の人気者として存在を示している。冒頭の騒動も春日なら乗り越えてみせるだろう。