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中元は、2011年から6年間、乃木坂46のメンバーとして活躍したのち、2017年にグループを卒業。卒業後は、自身の経験から心理カウンセラーになることを決意し、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン『モニカと私』を開設した。
2021年6月には、初の描き下ろし著書『ありがとう、わたし乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで』(同)を刊行。同作では、アイドルとして活躍する裏で適応障害に苦しみ、カウンセリングに出会うまでの日々を赤裸々に告白。アイドルとして何を感じ、いかにして適応障害を乗り越え、人の悩みを受け止める立場になったのか。当時の中元の想いが余すことなく綴られ、反響を呼んでいた。
今冬に発売されるカウンセリング本では、カウンセラーとして一歩を踏み出した中元が、かつての自分のように悩みを抱える人々と向き合い、相談に回答。悩みを打ち明け、気軽なおしゃべりをしているうちに心が少し軽くなるような、そんな体験が味わえる内容を予定しているという。
前作について中元は「前作を読んだクライアント(相談者)さんから『中元さんの経験を共有させてもらい、自分と重なる考え方に励まされました』というお言葉をいただきました。葛藤を書いた箇所もあったので、出版前は読んだ方々の反応が気になっていましたが、実体験を通して強い共感を呼ぶことができていたなら嬉しいです」と振り返った。
また、「カウンセラーとしてお悩みを聞く機会が増えた中で、『このようなことで悩んでいる方が多いのか』という蓄積ができました。もちろん、環境や解決方法は一人一人違うのでひとまとめにしてしまうことはできません。それでも、書籍を通して『一緒に考える』姿勢を示せたらいいなと思い、2冊目も執筆したいという気持ちになりました」とコメントを寄せている。
『CREA WEB』では、同カウンセリング本に掲載するお悩みを募集中。相談内容は学校、進路、仕事、人間関係どんなテーマでも応募可能。受付は4月21日までとなっている。
『CREA WEB』
https://crea.bunshun.jp/articles/-/40782