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『水ダウ』クロちゃん恋愛企画で生まれたアイドル、事務所救済企画だった? 視聴者は呆れ

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安田大サーカス・クロちゃん

 バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画から、アイドルグループ・都内某所が誕生したものの、視聴者から顰蹙を集めている。

 きっかけとなったのは、お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんの恋愛企画「モンスターラブ」。集められた女性の中から、クロちゃんが自身の恋人となる女性を見つけるというバチェラー的企画のはずだったが、実は番組側が用意した「本当はクロちゃんを好きではない女性」も混ざっていることが企画の最大のウリ。

 ​>>クロちゃん『水ダウ』企画、脱落したアイドルが裏側を暴露で炎上 現プロデューサーの疑惑も浮上?<<​​​

 クロちゃんが本当に自分を好きな女性とそうではない女性を見極め、毎晩ひとりずつ落としていくという人狼ゲーム的な企画が話題となっていた本企画。だが、昨年12月7日放送回で、実は「クロちゃんが好きではない女性」が全員アイドル志望だったことが判明することに。

 さらに同14日放送回では、残っていた3人で音楽事務所・WACKからアイドルデビューすることが決定することに。3人のうち1人はもともとアイドル志望ではなく、「クロちゃんを好きな女性」だったが、アイドルになることを承諾。クロちゃんがグループ名「都内某所」と名づけ、デビュー曲の作詞も担当した。

 「番組では2019年にも『モンスターアイドル』というクロちゃんによる企画を行い、『豆柴の大群』というアイドルが誕生。同じくWACKに所属し、番組ではその後もコラボ企画を行うなどかなり推し続けていました。しかし、結局人気メンバーのカエデフェニックスが12月に脱退。鳴かず飛ばずの状況となっています」(芸能ライター)

 今回の企画には、ネット上から「こんなんが見たいんじゃない」「恋愛企画見てたはずなのに…」「なんでいつの間にか企画すり替わってるんだよ」といった声が集まっている。

 「今回の企画は、番組側は視聴者を裏切る仕掛けが欲しかった、WACKとしては事務所の稼ぎ頭であるBiSHの解散を控え、知名度のある新グループが欲しかったというwin-winのものでした。しかし、突然終了直前に商業的な企画になってしまったことで、視聴者の反感を買った形に。番組とWACK、どちらにもお得な企画だったはずが、肝心の視聴者目線が置いてけぼりになってしまったようです」(同)

 豆柴の大群のように、『水曜日のダウンタウン』の今後のごり押しが予想される「都内某所」。果たして、ファンを獲得することはできるのだろうか――。

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