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【放送事故伝説】「中学生を働かせるな!」視聴者の声で降板になった美人女優

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浅野ゆう子

 11月28日、俳優・タレントの渡辺徹さんが、敗血症のため61歳の若さで亡くなった。

 渡辺さんは、1980年に文学座附属演劇研究所本科に入所。翌81年には日本テレビ系の人気刑事ドラマ『太陽にほえろ!』の新人刑事役で映像デビュー。以来、1985年までレギュラーで出演し続けた。

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 デビュー当時の渡辺さんはスラリとし痩せ型の体型だったが、元々太りやすい体質に加え、高カロリーの食事を好んだこともあり、『太陽にほえろ!』降板時には全く別人の容姿になってしまったことは、テレビ界の語り草となっている。

 さて、『太陽にほえろ!』は渡辺さんほか、松田優作(故人)、山下真司などそれまで無名もしくは新人を主役に抜擢しスターにさせる画期的なドラマであったが、中には「新人すぎる」という視聴者からのクレームが来て、早期降板となってしまった出演者もいる。

 刑事達の在籍する七曲署で、118話~130話まで内勤員(事務職)を務めていた浅野ゆう子である。

 『太陽にほえろ!』の内勤員は入れ替わりで4人いたが、それぞれ1年~数年単位という長い期間出演するのがお約束となっていた中、わずか3か月と非常に短い。浅野が降板した理由は、ズバリ視聴者からのクレームにあった。浅野は1974年の13歳の時にアイドル歌手としてデビュー。すぐに人気となり、『太陽にほえろ!』の出演へと繋がったのだが、当時浅野は大人びた雰囲気だったとは言え中学2年生であり、視聴者から「警察署が中学生を働かせていいのか?」といった苦情の電話が多くあったためだという。

 なお、上記の話は一時期、都市伝説ともされていたが、2016年に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に浅野が出演した際、『太陽にほえろ!』降板時のエピソードに触れ、噂が事実であった事が明らかになった。

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