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2002年から開催されている『R-1グランプリ』は今回が21回目。司会は一昨年、昨年に引き続き、霜降り明星と広瀬アリスが務める。応募資格は、芸歴10年以内のプロ、出場10回目以内のアマチュアに限られる。応募期間は12月20日まで。決勝は2023年春を予定しており、優勝者には賞金として500万円が贈呈される。
せいやは3年連続の司会について、「だんだん慣れてきました」と自信を見せるが、一方で、「1回目の夢をまだ見ます。偉いさんが走り回っていたりしてえぐかったですからね。2回目の方が落ち着いてできました」と感想を述べる。「とにかく時間以内に優勝者が決まって欲しい。1回目は時間がなかったですからね」と不安もある様子。
前回優勝者のお見送り芸人しんいちは本グランプリ優勝を経て、「人生が変わりました」と回顧。「R-1史上、僕が一番変わったんちゃうかって思います。それ以外の優勝者の方は、すでにテレビで活躍している人が多かったので。僕は底辺。あの時はまだバイトもしていましたから。前日まで」と感慨深げな表情。ZAZYは後輩芸人に同グランプリで上位になるノウハウを問われ、「楽屋で調子に乗っていた二人がワンツーになったので、調子に乗ればいいんじゃないですか」とアドバイス。「僕ら楽屋ですっかり嫌われていました」と自虐ネタで笑わせる。
会場には、今年の出場を宣言している芸人らも登場。優勝した際の賞金の使い道などを聞かれてそれぞれ回答したが、Yes!アキトは「500万円の束を部屋に置いてウォーってしたいです」と気合い十分。オドるキネマの鈴木バイダンも「すごくいい炊飯器が欲しいです」、同じく南も「500万円もらったら、それを全部崩したい(小銭にしたい)」と続いて会場を盛り上げる。
カベポスターの永見大吾も「優勝して500万円をもらったら、いつかの慰謝料のためにとっておきます。色々やっちゃうかもしれないので」とユーモアたっぷりの回答。9番街レトロの京極風斗は意外と堅実派で、「使い道を思いつくまでは持っておきたい」と話して笑わせた。ぱーてぃーちゃんの3人もやる気満々で、金子きょんちぃはこの日の会見のために、目を整形してきたことを告白。「500万円で顔をカスタムします」と宣言。すがちゃん最高No.1も「お笑い回のリーダを、めざしている」と話すなどやる気十分だった。
会見にはぱーてぃーちゃんの信子ほか、サツマカワRPG、ソマオ・ミートボール、舘山聖奈(カンテレアナウンサー)も登壇。会場を盛り上げていた。
(取材・文:名鹿祥史)