第4話は、完成を目前にしていたアトム玩具のゲームだったが、データが消える事件が発生する。那由他(山崎賢人)らは急ピッチで復元を試みるが、作業の進め方を巡って隼人(松下洸平)と意見が割れ、口論になってしまう。空気の悪い社内を社長としてまとめ切れず、海(岸井ゆきの)は焦燥にかられ――というストーリーが描かれた。
>>日曜劇場『アトムの童』ピンチ描かれるも「今時こんなトラブル…」現実味のなさに疑問の声<<
※以下、ネタバレあり。
興津(オダギリジョー)の策略で融資金の即時返金を迫られるも、ゲームへの熱い想いで乗り切った第3話。第4話では、またも興津の策略でゲームのデータが消えてしまうも、アトム玩具の社員が一丸となり、無事に乗り切るという展開に。しかし、ネット上からは呆れ声が集まっているという。
「第3話も第4話も、興津が間接的に嫌がらせを行い、それを那由他やアトム玩具の人たちの努力とゲーム愛でなんとか乗り切り、ハッピーエンド。ストーリーこそ違えど、展開としては全く同じでした。ネット上からは『同じ展開飽きた』『工作に立ち向かう展開の繰り返しで疲れてきた』『アトムそんなに執着するほどの会社?って不思議』『今回見なくても話繋がるわ』『最終回までずっと同じことやるの?』というブーイングが多く集まっていました」(ドラマライター)
また、「日曜劇場」の悪い癖だと指摘する声もある。
「『日曜劇場』と言えば、過去、ドラマ『半沢直樹』(同)シリーズが大ヒット。その影響か、本格仕事ドラマが多く制作されています。しかし、毎回才能のある主人公が権力のある大きな敵に邪魔され、努力を重ねて違うルートから別の力のある人物から認められたりなどして逆転していくパターンがほとんど。これがヒットするという法則が出来上がってしまっているだけに、毎回同じ展開が続いてしまっているようです」(同)
ネットからは「『日曜劇場』だと思って驕ってる」「いい加減視聴者がこのパターンに飽きてることに気づいた方がいい」「日曜劇場って同じ話しか作れないの?」という厳しい声も集まっていた。
枠の割に今イチ数字が振るわない本作。過去に見たことのあるような展開続きに視聴者もげんなりしているのかもしれない。