今回の動画で原監督は10月20日に行われた今年のドラフト会議の感想や、高松商高・浅野翔吾をドラ1指名した意図を明かし、その後には岡崎氏の巨人スカウト部長時代(2017-2019)にドラフト指名した選手の評価などを話した。
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注目が集まっているのは、2017年ドラフトで3位指名したプロ5年目・29歳の大城卓三にまつわる発言。大城はプロ1年目の2018年から長打力のある捕手として一軍に定着しており、今季は「115試合・.266・13本・43打点」と本塁打、打点でキャリアハイの数字をマーク。原監督は「大城は今年.270近く打った。捕手で(は)大したもんですよ」と打撃面の成長を高く評価した。
ただ、原監督はその後「我々がバーッと『何をしてんだ、こうでこうでこうじゃないか!』っていうふうに怒ったとしても、なんくるないさみたいな顔をしてるからね。『お前真剣に考えろよ!』みたいな(気持ちになる)」ともコメント。大城が沖縄出身であることも絡めて、助言や苦言を聞き入れない節があると苦笑い交じりに明かした。
原監督のコメントを受け、ネット上には「大城ってそんな生意気な態度してるのか」、「よくも悪くもメンタルが強いってことなのか…?」、「大学(東海大学)の大先輩でもある原監督を舐めるのは度胸あり過ぎだろ」、「暖簾に腕押しみたいな態度をとられると指導者としては大変だろうな…」といった驚きの声が上がった。
今回話題となった大城は、過去にも原監督に対する言動が話題となったことがある。2020年9月には球団公式インスタグラムで、東京ドームでの練習中、大城が原監督の座席に座りバットを磨く様子を収めた動画を「確信犯」、「強心臓」といったハッシュタグを添えて投稿。2022年8月には試合中にベンチ内で原監督の話を聞いている最中、目線を外しながら水を飲む様子を捉えた映像を現地ファンがSNSに投稿。他のファンによって広く拡散されている。
一部からは「捕手は何かと叩かれがちだし、これぐらい態度デカい方がいい」という意見も上がっている大城。元々、大らかでマイペースな性格の持ち主として知られているが、試合の責任を問われがちな捕手としてはプラスに働いているのではとみているファンもいるようだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
岡崎郁氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/c/asuaka
読売ジャイアンツの公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/yomiuri.giants/