アメリカ・テキサス州の病院内に設置してあるウォーターサーバーや、職員のペットボトルなどに放尿し、性感染症をうつした疑いで、警察がこの病院で働く清掃員の男を逮捕した。海外ニュースサイト『KHOU』『New York Post』などが10月18日に報じた。
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報道によると8月のとある日、同州ヒューストンの病院に勤務する54歳の女性が、休憩室に設置してあるウォーターサーバーの水を飲んだ。変な味がすると感じた女性は、すぐに水を捨てた。以降、女性はお店で購入したペットボトルの水を持ち込み、飲んでいたという。
9月のある日、女性は、飲み残したペットボトルの水を、デスクに置いたまま退社。翌日に飲みかけの水を飲もうとしたところ、水が黄色っぽく、変な臭いがすると気づいたそうだ。同僚の医師に水の検査をしてもらったところ、「尿」が検出された。
女性はデスク付近に隠しカメラを設置。数日後、カメラ内の映像を確認したところ、清掃員の50歳男の姿が映っていた。夜間、清掃に訪れた男は、ズボンのチャックを開けて、女性のペットボトルに男性器を突っ込むなどしていたそうだ。女性は警察に通報。証拠の映像を提出した。さらに、女性はヘルペスに感染していることが分かった。女性によると、この出来事以前には感染しておらず、男性からうつされたものだという。
捜査を開始した警察は、男のもとへ。男は容疑を認めて、「前の職場でもやった。何度やったかは覚えていない。悪意はあった。性感染症にはかかっていない」と話している。しかし検査の結果、男は「ヘルペス陽性」「クラミジア陽性」であることが分かった。この結果を受けて、警察は10月5日、男を加重暴行罪などで逮捕、起訴した。
被害者女性の代理人弁護士は、「女性は不快な思いをさせられ、根治が難しい病気をうつされた。男およびビルの管理会社を訴える予定です」と各社の取材に話している。なお、女性のほかにも、ウォーターサーバーの水を飲んだ人が複数おり、現在11人が性感染症の検査を受けているという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「こんな最低な人間がいるなんて!」「吐き気をもよおした」「公共の水は職場でも飲まない方がよさそうだ」「器の小さい男。ナニもペットボトルに入るサイズ」「ヘルペスなんかうつされたら許せない。私も訴える」「飲みかけの水は、その日のうちに捨てましょう」「女性の衛生観念にも問題ありそう」といった声が上がった。
男の行為はかなり悪質だ。性感染症までも、女性にうつすなど迷惑極まりない。刑務所でしっかり反省してもらいたいものだ。
記事内の引用について
'I felt disgusted' | Woman says custodian urinated in her water bottle, giving her an STD, court documents state(KHOU)より
https://www.khou.com/article/news/crime/woman-gets-std-from-water-bottle/285-880aac61-9321-4d82-ae54-24dc666601d8
Woman catches STD from office custodian who peed in her water bottle, 11 other victims suspected(New York Post)より
https://nypost.com/2022/10/18/custodian-accused-of-urinating-in-womans-water-bottle-giving-her-std/