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旧統一教会会長の会見、司会者が裏側暴露「3回制止したのがギリギリ」止められなかったワケ明かす

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画像はイメージです

 10月12日放送の『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)に、ビデオジャーナリストの神保哲生氏がゲスト出演した。神保氏は8月10日に旧統一教会の田中富弘会長が日本外国特派員協会で行った記者会見の司会を務めた。

 会見では、田中会長が神保氏の3回の制止を振り切り、約40分間に渡って書面を読み続けるスピーチを行った。神保氏は「言いたいことは言えた一方で、そういう体質の団体なんだなと(いうイメージを)世の中にかなり出してしまったんじゃないかなと」と語った。数多くの司会を経験してきた神保氏から見ても、こういうケースは「全くないわけではないけど、めったにないパターン」であったという。

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 神保氏は会見の制止は求めたが、無理やり止めなかった理由として「力技というのは、『言論に対する弾圧だ』みたいなということも言いかねないですよね。逆に信者に対するメッセージとしても、言いたいことを言っていたのに邪魔されたとなりかねないので。そこは3回制止をしたというところくらいが、ギリギリなのかな」と振り返った。神保氏としても難しい舵取りを迫られたようだ。

 また、神保氏から見た会見は「あれを見ると予行練習もしてると思うので、尺(時間)もわかってるはずなんですよ。だからあえて短めのことを言って質疑時間を取らないようにしたと見受けられる」とコメント。神保氏は、旧統一教会は最初から質疑応答の時間を少なくするための時間延ばしを目的としていたのではと背景を解説した。さらに、神保氏は司会者の権限として、質疑の時間を10分間延長もしたという。

 これには、ネット上で「確かにあの記者会見、時間埋めようとしていた感がある」「神保さん、あの記者会見の裏で、そんな臨機応変な対応してたのか」といった声が聞かれた。

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