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東京女子ビッグショーでSKE48荒井優希が赤井沙希とのタッグで王座防衛!「ハッピーエンドになったと思う」

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連携を見せる荒井優希&赤井沙希

 東京女子プロレスがビッグショー『WRESTLE PRINCESS III』10.9TOKYO DOME CITY HAL(TDCホール)大会を開催した。セミファイナルでは、プリンセスタッグ王者の赤井沙希&荒井優希(SKE48)が、イギリスの団体EVEから来日したリア・オライリー&ナイトシェイドを相手に同王座2度目の防衛戦を行った。

 “令和のAA砲”にとっては、初の外国人選手チームとの対戦となったが、荒井は外国人選手との対戦も初めて。イギリスチームとは体格差もあり、序盤はパワーに押されていた。しかし、身長では負けていないパートナーの赤井がナイトシェイドに串刺しビッグブーツ、ダイビング・ボディアタックを見舞うなど応戦。赤井が奮闘中に蘇生した荒井は、オライリーにドロップキック3連発からサソリ固めを決める。さらに、荒井がナイトシェイドにエルボーを連打し気合を見せると、“令和のAA砲”はオライリーに連携技、ダブル新人賞を叩き込んで場外に排除。ここを勝機と見た荒井は、ナイトシェイドにビッグブーツから必殺技Finallyと畳み掛けてカウント3。荒井が自らの手でチームの王座防衛に成功を掴んでいる。

 EVEは日本マットでも活躍中の日本人レスラー優宇も所属しており、先日はマーベラスのAAAWシングル王者、彩羽匠がイギリスマットに参戦するなど、日本との交流が活発化しているだけに、今後も刺客が送られて来るかもしれない。

 バックステージで赤井は「日本の選手よりパワーも大きさも重さもありましたし、未知なとこもあったんですけど、一個一個階段をお互いに上がってるなって感じます。自分のことで精いっぱいだったので、あまり試合中に助けに入れなかったんですけど、それでも優希ちゃんは頼もしくて。最後もやられた分、ちゃんとやり返せた」と荒井とのタッグに自信を深めた様子。

 荒井は「今まで東京女子の選手としかほとんど絡んだことがなかったんで、見ないような技が急に出てきたり、まだまだ経験値として浅かったんだなって感じました。でもベルトは今ここにあるということで、ハッピーエンドになったと思う。いい経験だと思って、これからもっと強くなっていきたいと思います」と続けた。

 最後に、赤井は「まだ次、誰が挑戦してくるか分からないですけど、自分たちの予定では、クリスマス、年越し、正月を一緒に過ごして、初詣して、バレンタインはこのベルト同士を交換したいなって思います」と今後も長期政権を築いていくことを誓っている。

次期挑戦チームにも注目したい。
◆東京女子プロレス◆
『WRESTLE PRINCESS III』
2022年10月9日
東京・TOKYO DOME CITY HALL(TDCホール)
観衆 1007人(札止め)
▼プリンセスタッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>赤井沙希&○荒井優希(16分57秒 片エビ固め)リア・オライリー&ナイトシェイド●<挑戦者組>
※Finally
※第10代王者組が2度目の防衛に成功。

(どら増田)

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