事の発端となったのは、編集者の箕輪厚介氏のユーチューブチャンネルで18日に公開された動画。ゲストとして出演していた堀江氏は『M-1グランプリ』に関するトークの中で、「M-1って面白いと思ったことがない」と発言。さらに「ダウンタウンの松本さんとかのお笑いが、俺、多分一番つまんないと思っている派。何が面白いのかさっぱり分からない」と言い放ち、ネット上で物議を醸していた。
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堀江氏は自身のユーチューブチャンネルに「『ダウンタウン松本さんのお笑いが一番つまらない』が炎上してるので解説します」という動画を公開し、この発言に言及。堀江氏自身、「『M-1』的な、漫才的なお笑いが僕はあまり面白く思わない」というのが不思議だったと言い、過去20年分の『M-1』の決勝の漫才を見てみたとのこと。しかし、それでも「全然笑えなくて」と明かした。
この理由について、堀江氏はテレビのバラエティ番組の台本に触れ、多くのタレントやモデルが、放送作家の作った台本通りに喋っていることを指摘。台本がないと「面白いこととか気の利いたこと、テレビ的に面白いことがなかなか言えない」と指摘した。
堀江氏は「漫才も同じくそうだと思うんですよ」と言い、「あのテンポっていうのはめちゃくちゃ練習してると思います」と漫才は芸人が台本通りに練習を重ねて完成された芸だという持論を展開。「芸としては完成されてるんだけども、そのそもそもの笑いのオチとか、僕的に言うと割と想像できちゃう」と想像の範囲内で終わってしまうと言い、「頭でやる系のものってお笑いで言うとなんか笑えないんですよね、僕の場合は」と分析していた。
一方、小島よしおの「そんなの関係ねぇ」やスピードワゴンの井戸田潤の「ハンバーグ師匠」ネタは、「斜め上過ぎて、想像を絶するんで、だから笑えるんだなと思って」と告白。最後には「僕はハンバーグ師匠についていきます。ハンバーグ!」と絶叫していた。
この発言に、動画コメント欄には「つまらないものをつまらないと言うのも大事よね」「すごくお話共感しました」「M-1は確かに競技になってる」という共感の声が集まっていた。
一方、漫才批判で松本の名前を出したことに対して、ネット上からは「ただの炎上狙い」「炎上したいがために松本人志の名前出すのどうかと」「言いたいこと言うために無関係の松本巻き込むな」という指摘も集まっていた。
記事内の引用について
堀江貴文公式ユーチューブチャンネルより https://www.youtube.com/user/takaponjp