この日の『マツコの知らない世界』は後半、年間200日以上にわたり富士山の写真を撮り続けているという高校3年生・鈴木啓悟君が出演した。
鈴木君は富士山にほど近い町に生まれ、これまでに撮影した富士山写真は延べ3万枚に及ぶという。
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番組は鈴木君の日常に密着し、富士山に対する思いを聞き、ストイックすぎる富士山撮影の苦労を紹介した。ラストでは鈴木君が尊敬しているという富士山写真家が紹介され、話題は鈴木君の進路に移った。
鈴木君は「これからどういう道に進んでいくべきですか?」とマツコに対し、率直に質問をぶつけた。
鈴木君は、学校の都合で夏休み明けまでに進路を決めないといけないと明かした。「写真の専門学校へ行く」「海外留学しいろんな景色を撮影する」「写真とは関係のない普通の大学へ行く」の3つの選択肢で悩んでいるという。
その悩みを聞いたマツコは「知らないよ!」と言いつつも「他に興味あることはないの?」と鈴木君の悩みを真摯に聞き、「すっごいダサいこと、言っていい?」と前置き。「普通の大学に行って富士吉田市役所とかに入るのよ」「それで写真で食えるようになったら御の字だし、食っていけないにしても安定してるから。市役所は」「あと3年くらいしたらカメラ飽きるかもしれないからね」とかなり堅実なアドバイスを送った。
鈴木君がどのような進路を選んだのか番組では明かされなかったが、ネットではマツコの堅実すぎる進路アドバイスに「このアドバイスができるのはさすが」「まずは地盤固めってことか」「まずは市役所に勤めろってアドバイスなかなかできないよね」「発言の責任の重さを知っている」といった称賛の声が相次いでいた。
この堅実さと真摯さが人気の秘密なのだろう。