第2話は、「ドリームポニー」CEOの佐奈(永野芽郁)は、ベンチャーキャピタルの担当者から追加投資の条件として20万人の新規ユーザー獲得を提示されてしまう。一方、IT用語に疎く、社内チャットも使いこなせないアナログ人間の小鳥(西島秀俊)は、小さなトラブルを連発し――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第1話終盤で入社が決定した小鳥。しかし、その小鳥に対する佐奈や「ドリームポニー」社員たちの対応に、視聴者から疑問の声が集まっている。
問題となっているのは、佐奈から事業計画書の誤字脱字チェックを頼まれた小鳥が、修正して「ファイルに入れた」と報告したものの、オンライン上で修正されておらず、ベンチャーキャピタルの担当者から嫌味を言われる場面。実は小鳥は紙で修正して「クリアファイル」に入れてデスクに置いていたと言い、佐奈は「普通、パソコンのファイルだと思うじゃないですか」「こっちではこっちのルールに合わせてください」と苦言を呈していた。
「しかし、その『ルール』を小鳥が佐奈や社員たちから教えられる場面はほぼなし。にも関わらず、ほかにも資料を印刷中に次郎(前原滉)が『今はペーパーレスなんでデータで十分ですよ』と慌ててストップをかけたりするシーンもありました。この一連のシーンに、ネットからは『ファイルの場所教えてもらってなきゃどっちにしても分からない』『指示しない上司の問題』『ルールも教えてないのに呆れるのはおかしい』『もはやいじめ』『人雇うならちゃんと教えろよ』という佐奈らへのブーイングが集まっていました」(ドラマライター)
また、そもそもの設定に対する疑問の声もあるという。
「小鳥は48歳で、ネット黎明期世代とも言える年代。銀行に入行して以降、少しずつPC業務が導入されていったはずで、かつ元支店長だったため、オンラインのファイルと『クリアファイル』の違いが分からないほどネット音痴という設定は無理があると感じた視聴者も多い様子。ネットからは『元銀行マン40代がパソコン打込みすら出来ないのは流石に馬鹿にしすぎ』『元銀行マンで営業畑でパワポ使えない人なんていないでしょ』『銀行員舐めすぎ』という声が聞かれています」(同)
無理の多い本作の設定。果たして、今後どうなっていくのだろうか――。