トミックは先月24日に公開した動画の中で、自身がよく使用しているフリーBGMのチャイコフスキー『くるみ割り人形』の『金平糖の精の踊り』について、著作権を主張している団体があると告白。
トミックによると、ユーチューブには「コンテンツID」という、楽曲を自身の著作物として登録し、その楽曲を使用している動画に対し使用料を主張できたりするシステムがあるとのこと。トミックが使用していたのは、ユーチューブが提供しているフリーBGMだったが、そのフリーBGMもコンテンツIDに登録できてしまうという。
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その結果、システムを悪用した団体が『金平糖の精の踊り』を自身の著作物と登録。トミックの動画に著作権主張の申し立てを行っているとのこと。トミックはそれに対し、異議申し立てや再審査請求を繰り返し行っていると明かし、「いい加減にしてくれない!?」と怒りを露わにしていた。
その後、トミックは28日に「詐欺団体に動画消されました。。。裁判の準備します」という動画を公開し、フリーBGMの著作権を主張していた団体に動画を削除されてしまったことを報告。この対応に、「前代未聞過ぎて本当にびっくりしてる」「え? 消されることあるんだと思って」と率直な思いを明かした。
トミックはもともと、著作権は無効だとする裁判を起こす気があったそうだが、今回動画を削除されたことによって、「別件で業務妨害みたいな感じで訴えられるんじゃない?」と訴訟を起こす意向を改めて明らかに。団体に対し、「本当にやってることがジャイアン」と苦言を呈していた。
ユーチューブ側が提供しているフリーBGMを使用してのトラブルに、ネット上からは「そんな簡単に人の動画って消せるもんなん?」「勝手に動画消される事なんてあるのか?!」「これはひどい」「完全にシステムの穴」「パブリックドメインの楽曲も著作物として登録できるのどうかと」という驚きや同情が集まっていた。
記事内の引用について
トミック公式ユーチューブチャンネルより https://www.youtube.com/c/jintomikku