この日は、共にMCを務める谷原章介が舞台の出演のため欠席。永島アナ1人で番組が進められた。その中で取り上げられたのが、山口県周南市で問題視されている「野犬」の増加。公園の周辺や墓地など市街地に出没し、吠えたり、人を噛むなどの被害が出ているという。
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そこで番組スタッフが現地取材。するとスタッフは野犬の群れを見つけると、「また来ました。また来ました。これは何頭いるんだ? すごい、いっぱい出て来ましたね。さすがにちょっと怖いですね、これだけの数いると……」とリポート。
またナレーションでも、「歯をむき出しにする犬。この辺りを縄張りにしているのでしょうか。子どもたちが遊び、住民の憩いの場所であるはずの公園が、野犬を警戒しなければならない場所になっていました」と紹介。
こうしたVTRを受けて、永島アナは「(人との)距離も近いですし、何だか人間を怖がっていないと言いますか、本当に襲われたらどうしようという気持ちで、住民の方いらっしゃると思うんですけど、特に小さいお子さんと歩いている時に遭遇してしまったら、ちょっとあまりに怖いですよね」と顔をしかめた。
元衆議院議員の金子恵美氏も「各地で事故が起きていると言われていますし、万が一、1人で子どもがいた時に遭遇したらと思うと本当に心配」と憂慮。さらに、若狭勝弁護士が、環境省が定めた「改正 動物愛護管理法」を持ち出し、「法律上は『生涯飼育』といって、飼ったからには購入したからには、犬、猫が死ぬまでちゃんと飼育しましょうというのが法律の精神なんです」と飼い主側の責任について言及していた。
こうした野犬増加は、ひとえに人間がペットを飼育放棄したことから端を発しているのだが、ネットでは永島アナの発言を始め、偏ったVTRの作りに反発の声も。「犬が悪ものみたいな報道の仕方はやめて。悪いのは人間」「野犬が問題なんじゃなく、捨てる人間が問題で、犬は被害者」「取材の人が吠えてるって何回も言うけど、飼い犬だって吠えるじゃん」といった意見から、「捨てるなら最初から飼うな」「全部、元飼い主が悪い」「人に捨てられたんだろうに可哀想」などの声も上がった。