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空港の水際対策批判の千原せいじ、「レベルが低い」政治家にも厳しいダメ出しの過去も

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千原せいじ

 お笑いコンビ「千原兄弟」の兄・千原せいじの苦言が物議を醸している。せいじは海外ロケから戻り、日本の空港で行われていた新型コロナウイルスの水際対策を批判。せいじは29日のインスタグラムで「日本マジでヤバい。再入国にあたってめちゃくちゃチェック受けて最後にpcrの結果待ち1時間。そして、3日間の自宅待機。こんな国先進国で無いで。バカがコントロールしてる国丸出し。発展途上国やん」と書き込んだ。

 これには「今、海外から戻ってくればどういう対応になるかはわかっているはず」「知名度のある人が言いたいことだけ言いっぱなしは良くないのでは」といった批判的な声が集まった。

 ​>>千原せいじ「韓国と頭下げてまで仲良くする必要はない」 勇気ある発言にネット上では賛否<<​​​

 せいじと言えば、ウーバーイーツで頼んだ「まぐろ丼」が写真と違うというクレームをインスタにアップし炎上した経験もあり、何かとクレームをつける人物といった印象がある。今回の空港対応のように公共機関に対するクレームも存在する。

 2022年4月には、東京都世田谷区のコロナ接種担当部署の名前が長過ぎるとして、「宛先、長すぎるやろ。もっと、ギュッとしてくれ」と写真付きで投稿し話題に。こちらはクレーム要素があるものの、行政の無駄批判であり、的確なツッコミであるとも言えるかもしれない。

 2017年3月には『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)出演時に、森友学園問題に便乗して政権打倒をめざす野党議員に対し、「なんか野党の人達、政治家としての資質というか、政治家としてのレベルが低いですよね」と痛烈に批判。これは野党の国会議員に対するクレームであろう。

 2012年5月には、次長課長の河本準一の母親が、河本のブレーク後も生活保護を受給していた事実が問題に。片山さつき氏がブログで問題の調査を厚生労働省に依頼したと表明し、そのスタンスが「個人攻撃ではないか」と物議に。せいじも関西ローカルの『かんさい情報ネットten.』(読売テレビ)でこの動きを批判。これは国会議員である片山氏や厚労省に対する苦言と言えるだろう。さらに、この番組のせいじの一部発言を片山氏が「恫喝」と誤解する動きも見られた。

 2011年11月には、大阪市長に橋下徹氏が当選すると「タクシー乗り場の屋根をもう少し長くして。あと30センチでいいから。雨に濡れるんよ」と映画イベントの場で早速要望し話題に。

 こうして見ると、せいじは何かと公共機関に「物申す」人物であるのだろう。一部には的を射るものもあるが、言葉の粗さや芸人としてのイメージと相まってクレームと取られてしまうのかもしれない。

記事内の引用について
千原せいじのインスタグラムより
https://www.instagram.com/chiharaseiji

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