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初の写真集発売について、前田は「普段は声優をやっていて、写真集は役を演じることと真逆の、自分を出すことを求められる作業でした。前田佳織里って何だろうって、撮影中すごく考えました。写真集を出して欲しいというファンの声もあったので素直に嬉しいです」と感想を述べる。
写真集は素の前田を捉えたショットが多数掲載されているが、「身長が146センチ。外でお酒を飲む時も年齢を聞かれたり、実年齢が幼く見えるみたいなんです。今回の写真集は、わたしのそんな子どもっぽい一面と大人の前田佳織里の両面を見せることができたと思います。テーマは『大人の前田佳織里の旅』だったので、いろんなところに一緒に旅している気持ちになってもらえれば」と話す。
中でも夕日が沈む10分前に、東京・伊豆大島の砂浜で撮った写真がお気に入りだという前田は「後ろから夕日が差して、髪の毛が赤くなって、その一枚がすごく好きだなって。海の景色がとにかく絶景だったんです。早朝にスタッフさんがおにぎりを作ってくれて、みんなで食べたりして楽しかった」と笑顔で撮影を振り返る。
写真集の出来栄えについても「100点をめざしていたんですけど、めっちゃ楽しんでもらえるという意味では120点だと思います」と自信たっぷり。「両親には早速、手に取ってもらったんですけど、嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちの両方があるって言っていました。活躍する姿を喜んでもらえたみたいです」と好評だったとのこと。2作目の写真集発売への意欲を問われると、「今回は素の自分を出す内容でしたが、2冊目を出せるなら、めちゃくちゃ大人っぽい格好をしてみたい。新しい自分を見せられたら」と前向きな姿勢で答えていた。
(取材・文:名鹿祥史)