25歳で東京進出をした今田。伝説的なコント番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)などにも出演して順風満帆のようだったが、ダウンタウン(浜田雅功、松本人志)が求められているだけであって、自分ではない……。勘違いしてはいけないと感じていたという。そのため、『ごっつ』が終わった時は「ヤバっ」と思ったと明かした。
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スタジオにいた千原兄弟・千原ジュニアは、今田とのある逸話を述懐。それは、1994年に行われた松本人志の入場料1万円ライブの打ち上げの席でのこと。ジュニア、板尾創路、今田と3人で食事をしていると、今田が「どれだけ僕らがやったとしても、ポイントは僕らに入りませんもんね。全部松本さんのものですもんね」とつぶやいたという。
当時の胸中について、ジュニアは「『ごっつええ感じ』のメンバーは一枚岩でって思っていたけど、やっぱり、いち個人商店の集まりなんだなって感じたのを覚えていますね」と回顧。「今田さんは『ごっつ』が終わった時、『どうしようと思った』って言いはるでしょうけど、どこかで『よっしゃ』って思った部分もあったと思います」と予想した。
ジュニアはほかにも「今田耕司は家を出る前に、誰もはがすことのできない仮面をつけて家を出る。熱いシャワーだけが仮面をはがす。誰1人本当の今田耕司の素顔を見たことがない。これは女性もないと思う。これを次に初めて見るのが奥さんやと思う」と述べた。
「このほか、今田は若手時代『心の中に銃を持っていた』と表現することもありました。『ごっつ』をやっていた頃に、東京のタレントの象徴である中山秀征と今田のダブルMCで『殿様のフェロモン』(フジテレビ系)という番組を放送していました。『ごっつ』を代表して番組に行っているという思い込みがあったため、今田は『戦いや』と、尖りながら中山に接していたと明かしていました」(芸能ライター)
Twitterでは、今田のインタビューについて、「勘違いするなと自分にいい聞かせていた今田さんすごい」「千原ジュニアの分析さすが!」「今田さんの仮面と素顔を熱く語るジュニアさん」との反応があった。