>>会費着服、暴行、パワハラ…よゐこ濱口、かねてからTKO木下の後輩への振る舞いに不満か<共演NG?【犬猿の仲】の有名人><<
2021年8月、『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)が放送され、ダウンタウンの松本人志と爆笑問題が、トークを交わした。2組は27年にわたり、芸能界で“共演NG”とささやかれていた大物同士だ。
事の発端は1994年にさかのぼる。
「太田光が雑誌『ホットドッグ・プレス』(講談社、2004年休刊)の連載コラムで、アディダスジャージを愛用していた松本を“広告塔”とやゆ。これに激高した松本が後日、太田をフジの楽屋に呼びつけ、『芸能界を辞めるか。鉄パイプの椅子で殴られるか。土下座するか。選べや』と怒りをぶちまけたといわれています。太田は泣きながら謝罪を選択、この騒動以降、両者は共演が“NG”といわれてきました」(芸能ライター)
ところが2014年3月、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のグランドフィナーレで両者は共演。番組内で両者は一切会話を交わしていないが、2017年1月発売の『日刊大衆』(双葉社)によると、CM中に太田が松本に「いろいろ、どうもすみません」と改めて謝罪したと報じている。これに松本は、「おお」と太田の肩をたたき、このエピソードを後日、タレント・松村邦洋がラジオ番組で明かしていたとしている。
さらに、2016年11月放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に、太田の妻で芸能事務所社長の太田光代氏が出演。番組では、爆笑問題の漫才シーンがVTRで流され、松本が「彼(太田)は…」と語る場面も見られた。
ところが2017年10月、太田が『おはよう、たけしですみません。』(テレビ東京系)に生出演したとき、問題発言をする。共演した浅草キッド・水道橋博士が「今度、俺が抜けて、ここに松本人志を置いてください」と提案すると、太田は「勘弁してくださいよ。なんで俺がそんな目に遭わなきゃなんないの?」とコメント。司会のビートたけしに「松本人志、嫌いなの?」と冷やかされた太田は「大っ嫌いですよ」と即答し、「私が若造だったころに。(確執は)全部私が悪いんですよ。それを怒られた、っていうのがあって。ようやく最近、雪解けか、っていう…」と話していた。
翌日、太田は同番組で「松本さんは大好きです」と前日の発言を撤回。すると、その3日後に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本が「何より盛り上がって話題になって、笑いが起こったんなら全然、僕はいい」と太田を許した。
これらの経緯を考えると『FNSラフ&ミュージック』で両者の交わしたトークは歴史的瞬間ともいえる。会話の中で松本は、「奥さん(光代氏)が俺のツイッターをフォローしている。意味も分からなくて。なんか、遠回しに威嚇されているのかな」と太田につっかかると、「威嚇したのはそっちでしょ」と笑いに変えた。
だが2021年11月、松本が審査員を務める『M−1グランプリ2021』(テレビ朝日系)では、新たな審査員に太田の起用が浮上。両者の共演に大きな注目が集まったが、結局は太田の審査員登用はなく、一部のニュースサイトでは、太田が断ったとも伝えている。
両者の“腹の中”は誰も知る由もないが、共演NGの解除ともなればバラエティ界にとっては革命だろう。