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「老害になっていくのが悪くて」1人欠けてもパフォーマンスは満点だった少年隊

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 少年隊の植草克秀がデビュー記念日の12日、東京・文京区の東京ドームホテルでディナーショーを行い、13年ぶりに錦織一清とステージで共演したことを、一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、公演終盤に植草が少年隊のバラード曲「君だけに」(1987年)を歌唱中、ステージ後方から錦織が登場。ツーショットにファンの悲鳴と拍手が鳴り響き、2人がグータッチを交わす姿を見て、抱き合い、涙する観客が続出。代表曲「仮面舞踏会」のイントロが流れると客席は狂喜乱舞。温かい声援に感極まった植草は2度も涙を流したという。

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 2人は昨年末にジャニーズ事務所を退所。一昨年に他界した恩師・ジャニー喜多川前社長の思いをくみ、少年隊の屋号は残し、12月12日は85年に「仮面舞踏会」でデビューした記念日。天国のジャニーさんにステージをささげることができた。

 「若い世代のジャニーズ退所組は元SMAPでさえ在籍時代の楽曲を歌うことがNG。にもかかわらず、少年隊は屋号まで残してもらい、楽曲も歌うことができる破格の条件での退所。おかげで、2人の13年ぶりの共演が実現することになった。ファンにとっては最高のクリスマスプレゼントだったのでは」(レコード会社関係者)

 2人は14日放送の「バイキングMORE」にVTR出演し、ジャニーズ事務所を退所した理由について語った。

 退所後、植草は自分で会社を立ち上げ社長となり、錦織はフリーとして活動している近況を報告。

 錦織は、「辞めるのが遅すぎたと思ったから。いればいるほど老害になっていくのが悪くてね」と自ら「老害」という言葉を用いて説明。さらに、以前から若手のために退くことは考えていたことも明かした。

 「もう1人のメンバーである東山紀之は、近藤真彦が退所したことで、事実上ジャニーズの〝長男〟に。現状、錦織、植草と同じステージに立つことはないが、東山のパートを2人で補い合って、少年隊としてのパフォーマンスは満点だったようだ」(芸能記者)

 新生・少年隊が再スタートを切ったようだ。

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